WRESTLEKINGDOM15東京ドーム大会・棚橋弘至とオカダ・カズチカ
WRESTLEKINGDOM15東京ドーム大会で棚橋弘至は、メインイベントとは2つ前の第4試合に登場していた
常にメインを張ってきたWRESTLEKINGDOM東京ドーム大会でWRESTLEKINGDOM13を境に
メインを他の選手に譲っている、2019年のWRESTLEKINGDOMでは1・4プロレスの日には登場せず
1・5クリス・ジェリコと対戦敗戦となった。
2018年勃発したIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠戦に食い込むことは出来なかった
棚橋弘至
そのモチベーションは2020年新型コロナウィルス感染拡大で興業が再開した新日本プロレスで最盛期にある飯伏幸太とゴールデンエースを結成するも
棚橋弘至が責められIWGPタッグを一旦保持するも、タイチ&ザックセイバーjrに奪われ取り返すことが出来ずにいた。
そのエースに似合わない発言は棚橋弘至終焉を見せられた思い出あった。
エースは消えた・・そんな悲しい思いが新日本プロレスに蔓延した。
飯伏幸太、神と崇めてきた棚橋弘至に不信感、ゴールデン☆エース解散か?
打って変わって、内藤哲也、飯伏幸太は好調をキープ特に内藤哲也のロスインゴベルナブレス・デ・ハポンは最盛期迎えたかのように躍進し新日本プロレス中心に座った。
オカダ・カズチカは、WRESTLEKINGDOM14で内藤哲也とのIWGPヘビー級王者VSインターコンチネンタル王者対決で敗戦
IWGPヘビー級王者から陥落した。
2冠王者に興味を示さないオカダ・カズチカは、IWGPヘビー級のベルトから次第に離れていく
ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンとバレット・クラブの抗争に入ると
IWGPヘビー級王者から離れて、KOPW2020構想を打ち出す事に
2020年を振り返ればオカダ・カズチカがIWGPヘビー級から離れたと言うより
オカダ・カズチカ自体も結果が残せていな事実もあった。
G1クライマックス30が開幕、オカダ・カズチカが優勝すれば
IWGPヘビー級への挑戦がWRESTLEKINGDOM15で王者への挑戦が決まる
しかし結果は飯伏幸太の連覇で幕を閉じた
G1クライマックス30の残したものは、弟分ウィル・オスプレイの反逆だけであった。
ニュージャパンカップ、KOPW2020、G1クライマックスと結果を残せなかったオカダ・カズチカの違和感だがファンが一番感じていた事は、レインメーカーを封印したオカダ・カズチカへの違和感でもあった。
新たな必殺技マネークリップは次第に認知されていったが
やはりオカダ・カズチカのレインメーカーを見たい。
G1クライマックス30後ウィル・オスプレイが立ち上げたユニット
ジ・エンパイヤーと戦うオカダ・カズチカ
オカダ・カズチカとタッグを組んだ棚橋弘至もまたジ・エンパイヤーのグレート-O-カーンから踏み台にすべく付け狙われる。
ジ・エンパイヤーとの前哨戦の最終日棚橋弘至と組んだオカダ・カズチカは、今の新日本プロレスのIWGPヘビー級戦に言及、反則行為急所攻撃、セコンドの介入に苦言を呈した
この試合を見てプロレスが嫌いになったファンを引き戻すのは
自分だったり、棚橋弘至だったりするのかもしれない。
オカダ・カズチカはウィル・オスプレイ
棚橋弘至はグレート-O-カーンとWRESTLEKINGDOM15で対戦を決める。
WRESTLEKINGDOM15で見せた2人の凄み
棚橋弘至はグレート-O-カーンとWRESTLEKINGDOM15で対戦
グレート-O-カーンのパワーに圧倒される棚橋弘至
しかしG1クライマックス30で結果こそ残せなかった棚橋弘至だかその動きとキレは次第に
棚橋弘至のプロレスを復活させてきた
棚橋弘至は1年休まずに試合をこなしてきた唯一のTOP選手
膝を長く休ませることなく戦い続ける棚橋弘至はやはり新日本プロレスのエース
エース棚橋弘至次第にグレート-O-カーンのパワーを技で返す
ドラゴン・スープレックスからハイフライ・フロー2連発を見事にヒットさせグレート-O-カーンからピンフォール勝ちを奪って見せた。
オカダ・カズチカやジェイ・ホワイトから踏み台にされた過去を持つ棚橋弘至の凄みを感じた瞬間でもあった。
棚橋弘至は試合後グレート-O-カーンに対して
オーカーンはオーカーンなりに凱旋帰国していま爪痕を残してる最中と理解を示した。
ああ、強いっすよ。何が強いかって、見ての通り、凱旋帰国っていうのはプロレスラーにとっては華なんですよ。マスター・ワトもそうだし、オーカーンもそうだし、本来であれば凱旋帰国=華々しく活躍するっていうね、思いがあって海外に行ってたと思うんですよね。それがこういう状況の中で悔しいだろうなって。相手のことだけど、相当悔しいだろうなと。でも、オカダ・カズチカの凱旋が一つの形であれば、オーカーンはオーカーンなりの爪痕を今しっかり残している最中だから。今日はたまたま勝ったけど、今のIWGPインターコンチ戦線にいる選手。新日本プロレスは今、選手が充実してきてますよ」

NJPW
ジ・エンパイヤのグレート-O-カーンは試合後
オーカーン「(腹を押さえながらコメントブースに現れてテーブルの前でマイクを握り、息を切らしながら)ああ……負け犬に……語る言葉は……ねえんだけど……(座り込んで)あいつとさ……あいつの……なんだろう? 教えとかがよ、ねえわけじゃねえんだよ。
帝国の侵略は止まんねえよ。(立ち上がって)あいつと一緒だよ(と言って、マイクを叩きつけて退場)」
オカダ・カズチカVSウィル・オスプレイ
オカダ・カズチカとウィル・オスプレイは世界最高峰と言うべき試合を展開した
オカダ・カズチカはウィル・オスプレイのお株を奪う
トペ・コンヒーロを見舞う空中戦はお前だけのものではないと言わんばかりで場外に飛んだオカダ・カズチカ
いま世界中でお前をひねりつぶしたいのは、この俺だと言う言葉に偽りのない行動
試合は激しく、高度でハイスペックな戦いを展開する2人
この歴史的な試合を見逃すのはもったいない
終盤オカダ・カズチカがマネークリップでウィル・オスプレイをしめ落とす
ウィル・オスプレイがぐったりして身動きが取れない
それを見下ろすオカダ・カズチカ
えずくウィル・オスプレイが印象的

NJPW
ここからウィル・オスプレイが反撃に出る、顔面踏み付け、ローリングエルボー
スーパーオスカッター、オカダ・カズチカがドロップキックで撃退
再びマネークリップを狙うオカダ・カズチカ
逃げ切りバックエルボー、そしてツームストンからレインメーカーをオカダ・カズチカにぶち込んだ
ウィル・オスプレイ、オカダ・カズチカ万事休すと思われたがカウント2・9でキックアウト
ウィル・オスプレイはストームブレーカーを狙うが、オカダ・カズチカは変形ツームストンドライバーをウィル・オスプレイにそして解禁、レインメーカーを炸裂

NJPW
声を出せない観客のどよめき、凄みをましたレインメーカーがウィル・オスプレイに炸裂
ピクリともしないウィル・オスプレイは3カウントまけとなった。
試合後動けないウィル・オスプレイの言葉をかける
オカダ・カズチカ
オカダ・カズチカはウィル・オスプレイとの戦いはここから始まると宣言
オカダとウィル・オスプレイの戦いの歴史の一つとして、作っていけたらいいんじゃないかなと思います。まぁやっと、今日でオカダvsオスプレイ、今まではやっぱり兄弟というような感じでしたけども、対等に向き合って試合ができたんじゃないかなと思います。リング上でも、オスプレイには俺の気持ちっていうのは伝えさせてもらったんで、気になる人は、何とかして……別に、俺がここで言うことがカッコいいと思ってないですから。ただ、俺とウィル・オスプレイ、2021年1月4日からスタート。今までのオカダvsオスプレイっていうのは、ここまでの序章に過ぎないから、これからどんどんどんどん、すごい戦いが2人で行われていくと思います。ありがとうございました