UNITED EMPIRE ウィル・オスプレイ

新日本プロレスの頂点。
G1クライマック30で新日本プロレスに背中を向けたウィル・オスプレイ。
グレート-O-カーン、ビー・プレストリーとTHE EMPIREを結成。
その後、彼女で弟子のビー・プレストリーと決別。

ジェフ・コブ、アーロンヘナーレが参加となる。
当初の目的は、オカダ・カズチカ越え。

自らを新日本プロレスへ導いてくれたオカダ・カズチカ。
そのオカダ・カズチカを次第に恨み、憎むようになるウィル・オスプレイ。
イギリスで苦労したプロレス時代から飛躍を求めて到着した新日本プロレス。
CHAOSで実績を積むも、常にオカダ・カズチカの影があった。

このままではトップにたどり着けないと感じたウィル・オスプレイはTHE EMPIREからUNITED EMPIRE結成までに至る。
ウィル・オスプレイとグレート-O-カーンの行動はこっけいに見えた。
誰しもがそう思った。EMPIRE?帝国?

タイチも何をやりたいのか?と揶揄する。ファンを代弁する言葉であった。
迎えた東京ドーム大会でEMPIREは全敗する。
大将のウィル・オスプレイがオカダ・カズチカに敗戦潰された。

ウィル・オスプレイはここでオカダ・カズチカが自分を殺さなかった事が反逆の布石を作ってくれたと言う。
決意のウィル・オスプレイ、オカダ・カズチカを東京ドームで越える。

全敗したTHE EMPIREはUNITED EMPIREと名前を変えた。
誰もが失速と思われたEMPIREだがここから、ウィル・オスプレイだけではなく、ジェフ・コブのパワー殺法。
グレート-O-カーンがNEW JAPAN CUP 2021でカリスマ内藤哲也からの勝利。
UNITED EMPIREは、息を吹き返していく。
圧巻はシングルマッチでのウィル・オスプレイの強さ。

NEW JAPAN CUP 2021決勝戦ウィル・オスプレイVS鷹木信悟
画像出典元
NJPW

プロレスのセンス、パワーそしてモンスターとなったウィル・オスプレイはNEW JAPAN CUP優勝。
さらに狂気の飯伏幸太から勝利IWGP世界ヘビー級王者となった。
G1クライマック30の反逆から僅か半年余り。
新日本プロレスの頂点へ到達して見せた。

ウィル・オスプレイ王者の提言

IWGP世界ヘビー級王者となったウィル・オスプレイ。
早くも王者として新日本プロレスへ突きつけた提言。
大きな決意の元に集まった4人のUNITED EMPIRE。

努力しても報われないなら。
もう自分たちを犠牲にするのをやめようと誓った4人。

ウィル・オスプレイ
画像出典元
NJPW

飯伏幸太は王者になり、IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を統一。
結果王者の思いは叶い統一となった。

強さこそ自己主張出来る新日本プロレス。
好青年から、反逆のEMPIRE KINGとなったウィル・オスプレイは新日本プロレスに提言。

IWGP世界ヘビー級王座を2つに分けたらどうか?と言うリクエストにウィル・オスプレイの答えはノー。
飯伏幸太が継承を口にしていたがウィル・オスプレイは新時代を口にする。
IWGPの歴史は後ろに置いて、新時代の選手で価値を上げるというもの。
IWGPの新し歴史を作ると言う。

UNITED EMPIREはスターダム✪stardomとの強固な関係からUNITED EMPIRE女子を作ると言うもの。
スターダム✪stardomをイギリスの家族を助ける為に退団したビー・プレストリーとの関係があるのか?

現在イギリスで保持しているブリティシュ・ヘビー級王座
イギリス人で初めてIWGP世界ヘビー級王者のベルトを巻いた男を主張。
イギリスのプロレスを盛り上げる為なのか、IWGPブリティシュ王座設立を提言。

IWGP世界ヘビー級を新日本プロレスに限らず、他の団体自らが認める選手と防衛戦を行うと言うもの。
さらにWWE世界ヘビー級王者との対戦も口にした。
IWGPヘビー級王座からIWGP世界ヘビー級王座に変わったベルト。
ウィル・オスプレイも世界を見て動き出す構えだ。

ウィル・オスプレイのストーリー

ウィル・オスプレイのストーリーは新日本プロレスの顔となる事。
福岡での鷹木信悟とのIWGP世界ヘビー級選手権と東京ドームでのオカダ・カズチカ戦を見据える。
UNITED EMPIREは、ウィル・オスプレイの試合中にセコンドに全員が付くが、一切手出ししない。

ビー・プレストリーは試合に介入していたが、グレート-O-カーン、ジェフ・コブ、アーロン・ヘナーレは手を出さない。
圧倒的強さでIWGP世界ヘビー級王者になったウィル・オスプレイ。
文句なしの王者ウィル・オスプレイ。

鷹木信悟とオカダ・カズチカに、万全の状態で来いと言うウィル・オスプレイ。
IWGPヘビー級王座=オカダ・カズチカを払拭
IWGP世界ヘビー級王座=ウィル・オスプレイを築く戦い。

新日本プロレスの顔となる事を決めたウィル・オスプレイ