IWGPジュニアヘビー級選手権試合

新日本プロレス新春黄金シリーズ。宮城・ゼビオアリーナ
IWGPヘビー級王者、エル・デスペラードに挑戦したマスター・ワト。

2016年新日本プロレス入団。
2020年凱旋帰国したマスター・ワト。

BEST OF THE SUPER Jr27
BEST OF THE SUPER Jr28と2年を過ぎたマスター・ワト。

新日本プロレスのジュニアヘビー級の現実は、高橋ヒロムの天下から。エル・デスペラードが飛躍
高橋ヒロムとエル・デスペラードの時代に突入。

高橋ヒロムが欠場中、IWGPジュニアヘビー級2冠王座になったエル・デスペラード。
一時は、ロビー・イーグルスにベルトを奪われるも、再びエル・デスペラードが取返し。

BEST OF THE SUPER Jr28を制覇した高橋ヒロムをから防衛を果たしたエル・デスペラード。
翌日マスター・ワトは、エル・デスペラードからギブアップを奪い
IWGPジュニアヘビー級王座挑戦の権利を得た。

このチャンスを逃さないマスター・ワトは、エル・デスペラードのベルトへ挑戦。
2022年2月11日IWGPジュニアヘビー級王座挑戦が決まった。

マスター・ワト 新時代を作れるか?IWGPジュニアヘビー級選手権試合

マスター・ワト 新時代を作れるか?IWGPジュニアヘビー級選手権試合

BEST OF THE SUPER Jr28でマスター・ワトと対戦した高橋ヒロムも、後3年したらマスター・ワトの時代
頭角を現すそんな言葉を残した高橋ヒロム。

エル・デスペラード IWGPジュニアヘビー級王座防衛

試合は、両者一歩も引かない展開。
エル・デスペラードは、足攻め、マスター・ワトは、首を攻める。
お互いのフィニッシュに向かう。

マスター・ワトはが、エル・デスペラードからピンフォールを奪う場面も。
驚異的な身体能力をみせるマスター・ワト。

観客も、エル・デスペラードとマスター・ワトの試合に引き込まれる。
もはや番狂わせとは言えない試合展開になる。

だが最後の、フィニッシュまでの速さは、エル・デスペラード、高橋ヒロム相通じる物がある。
マフラーホールドからヌメロ・ドスを回転しながら何度も決めてギブアップ。

エル・デスペラードが、解説席の高橋ヒロムに3年かからないぞと言ったのが印象的。

時代の変化をみせたマスター・ワト

マスター・ワトは、新日本プロレスジュニアヘビー級の歴史を変える存在になる可能性をみせた。
初代タイガーマスクから越中、高田延彦、ライガーと脈々と受け継がれる新日本プロレスジュニアヘビー級の歴史。

IWGPヘビー級とジュニアヘビー級 2階級制覇高田延彦。

エル・デスペラードが言った、マスター・ワトの身体能力は新日本プロレスジュニアヘビー級で一番だ。
マスター・ワトはどう進化していくのか?

ワト「デスペラード、個人的に嫌いだと? 俺のことが。ああ、俺も嫌いだよ。テメーみたいなヤツ、大っ嫌いだよ! だから、これからはもっと!オマエのこと嫌いになってさぁ、とことん、この感情をぶつけてやるよ! 今まで思う存分、言いたいこと言いやがって! オマエの思う通りになる日なんて、残りわずかだよ。俺が、オマエの首を取って、終わらせてやる! 俺が『未来を開拓する』って言ってたこと、勝ったら言おうと思ってたけど、ここで言うよ。俺は20代でIWGPジュニアヘビー級チャンピオンになって、今のジュニアに足りない、20代の、10代でもいい、若い選手とどんどんジュニアの未来を、そして新日本プロレスのジュニアの未来を作っていきたい

だが王者エル・デスペラードは、最多防衛記録
相棒金丸義信の、ジュニアヘビー級グランドスラムの対戦相手にも名乗り。
エル・デスペラードの時代は続く

エル・デスペラードも新日本プロレスジュニアヘビー級の頂点まで到達の歴史は長くかかった。
簡単に手放す事は出来ない。

BEST OF THE SUPER Jr27エル・デスペラードVS高橋ヒロム衝撃の結末