石井智弘IWGPヘビー級挑戦
新日本プロレス石井智弘。
170cmとプロレスラーとしては小柄である。
その石井智弘が、ケニー・オメガの保持するIWGPヘビー級王座へ挑戦した。
石井智弘は、オカダ・カズチカを倒して完全無欠モードのIWGPヘビー級王者となった。
連敗を目指したG1クライマックスで石井智弘からピンフォール負け。
G1クライマックス優勝を逃した。
小柄な石井智弘は、年齢も身長もプロレスラーには関係ないと無骨な精神を兼ね備える。
昭和の空気を持ったプロレスラー。
石井智弘が、IWGPヘビー級チャンピオンになれば170センチでチャンピオンベルトを巻く。
歴代で一番小さなIWGPヘビー級チャンピオン誕生となる。
無骨なファイトスタイルで、試合を行い会場や相手選手を、石井智弘ワールドに引き込む。
その体格とは関係なく、王者を倒してきた。
同門対決CHAOSオカダ・カズチカと対戦した時もオカダ・カズチカからピンフォールを奪った。
CHAOS 対決オカダ・カズチカVS石井智弘・武骨な石井智弘昭和のプロレス
その石井智弘が、東京ドーム大会メインをかけてケニー・オメガと対戦した。
結果はケニー・オメガのピンフォール勝ち。
IWGPヘビー級チャンピオンケニー・オメガが、石井智弘を退け防衛を果たした。
G1クライマックで石井智弘に敗れたケニー・オメガだったが、
IWGPヘビー級チャンピオンベルトをかけて望んだリベンジ戦。
粘る石井智弘を片翼の天使で大激闘に終止符を打った。
メインイベント、IWGPヘビー級選手権試合!@KennyOmegamanX VS石井智宏!ベストバウトマシーンVS名勝負製造機の闘い!G1でケニーに土をつけた石井が今宵もケニーに土をつけ、新チャンピオンになることはできるか⁉︎
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石井智弘に見せた、王者の風格
リベンジに挑んだケニー・オメガ。
対策は十分であった。
ケニー・オメガが、前哨戦から、石井智弘の土俵で試合すると宣言。
チャンピオンの意地とプライドが爆発する。
ケニー・オメガと石井智弘の試合は、スイングする。ファンを2人の世界に引き込んでいく。
一瞬も目が離せない展開。
今回のIWGPヘビー級タイトルマッチ。タイトルマッチ以上に2人の戦いに期待を寄せたファン達。
それは期待に答えてみせた。
ベストバウトマシーンと言われるケニー・オメガだが、石井智弘もベストバウトマシーンに間違いない。
ケニー・オメガの強さは健在。師匠の長州力や天龍源一郎に続く、石井智弘の悲願IWGPヘビー級チャンピオン。
ベルトには届かなかった石井智弘。ケニー・オメガは王者の風格をみせた。
石井にはG1クライマックス公式戦で敗れており、王者にとってはリベンジマッチだ。しかし、驚異のタフネスを誇る挑戦者にまたも大苦戦を強いられた。20分手前にはおきて破りの垂直落下式ブレーンバスターを決めるが、3カウントは奪えない。逆に雪崩式片翼の天使を雪崩式フランケンシュタイナーで切り返されるとヘッドバット、おきて破りのVトリガー、さらには首折り弾と猛反撃にさらされてしまった。 それでも垂直落下弾を阻止して背後に回り込んだケニーは、リバースフランケンで再び攻勢に。エルボーの打ち合いからヒザを叩き込むと、投げ捨て式クロイツ・ラスを発射する。 粘る挑戦者も最後まで壮絶な打撃戦を展開するが、30分過ぎにケニーの強烈無比なVトリガーが炸裂。必殺の片翼の天使へとつなぎ、ついに大激闘に終止符を打った。
ケニー・オメガの飯伏幸太との約束
IWGPヘビー級チャンピオンを防衛したケニー・オメガ
次なる相手は、G1クライマック優勝者の持つ権利書を勝ち取った選手となる。
石井智弘との激闘を制したケニー・オメガ。
セコンドには盟友飯伏幸太と姿があった。
G1クライマック終了後、ゴールデン☆ラヴァーズには不協和音が鳴り響いた。
Bブロック代表決定戦で、ゴールデンラヴァーズ対決を制した飯伏幸太。
ケニー・オメガに不満とも取れる発言をしていた。
だが飯伏幸太の姿は、ケニー・オメガのセコンドとして存在した。
激闘を制したケニー・オメガは飯伏に感謝の言葉を並べた。
石井智弘をから防衛を果たしたケニー・オメガの次なる行動は?
試合後のリング上で盟友・飯伏幸太に介抱されたケニーは「俺はベスト。世界一だぞ。でも本当のことはそうじゃない。本当は、飯伏、自分がベストなのは、全てお前のおかげだ」と感謝
ゴールデン☆ラヴァーズの絆をみせた試合でもあった。
飯伏幸太に、約束を果たそうと言うケニー・オメガ。
ケニー・オメガがオカダ・カズチカを倒しIWGPヘビー級チャンピオンになった時、飯伏幸太に、次はお前が進化する番だと伝えた。
その言葉通りG1クライマックで飯伏幸太は進化した。
G1クライマックBブロックは、ケニー・オメガ、飯伏幸太、内藤哲也などが戦い、レベルの高いブロックと言われた。
その中で勝利を勝ち取った、飯伏幸太。
優勝は、棚橋弘至に奪われたが飯伏幸太が進化した事には間違いない。
※飯伏幸太はこの後、G1クライマックス3年連続決勝の舞台へ。
G1クライマックス30覇者飯伏幸太、早くもジェイ・ホワイトの挑戦が決まった
ゴールデン☆ラヴァーズで世界を取るのか?
ケニー・オメガVS飯伏幸太のIWGPヘビー級タイトルマッチが実現するのか?
詳細は明かさない2人。
だがゴールデン☆ラヴァーズが、新日本プロレスに新たな戦いを巻き起こす。
ケニー・オメガは、どこに向かうのか?
ケニー・オメガの置かれる立場が少しずつ変わっていくそして新日本プロレスの退団の道へ。