全日本プロレス秋山準対抗戦に動くプロレスの対抗戦で生まれるものは?

全日本プロレス秋山準社長がプロレスリング・ノアや大日本プロレスとの対抗戦をぶち上げた。

馬場全日本と猪木新日本プロレスが2大巨頭団体として存続していた時

対抗戦は現実不可能と言われていた。

時代は変わり新日本プロレスが日本のプロレスをけん引している今対抗戦は必要ではない

他の団体から数多くのレスラーが新日本プロレスへ移籍している。

 

一方全日本プロレス秋山準社長は、方舟の天才丸藤正道の全日本チャンピオンカーニバル参戦で一気にノア対抗戦加速していく。

プロレス大賞受賞式でノアの若き王者清宮海斗と遭遇した諏訪間と石川

刺激を受けた諏訪魔と石川は清宮海斗のいるプロレスリング・ノアへの興味が高まり

対抗戦の機運が高まった。

 

それを受けた秋山準は他団体への侵攻へGOサインを出した。

秋山準は全日本プロレスからプロレスリング・ノアの旗揚げに参戦

プロレスリング・ノアでGHCヘビー級チャンピオンになり新日本プロレス永田裕志との対戦を実現させた。

ノア所属時代、秋山は自ら動き、当時は交流がなかった新日本プロレスとの扉を開いた。その結果、2002年1月4日の新日プロ東京ドーム大会で永田裕志とのGHCヘビー級王座戦を実現させた。

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この対戦が現在でも友好関係を継続している。




団体の存続対抗戦の魅力

同じ力のある団体同士の対抗戦は魅力のあるカードとなる

全日本プロレスで行われた長州力率いるジャパンプロレスVS全日本プロレス

新日本プロレスで行われた新日本プロレスVSUWFなど

 

殺伐とした空気の中で行われる試合は言うならセメント的な試合が多かった。

相手の技を受けることなく叩き潰す事が目的となる試合である。

その空気にファンはしびれたものである。

対抗戦最高傑作は新日本プロレス武藤敬司VSUWFインターナショナル高田延彦の試合ではなかろうか

武藤敬司と高田延彦の戦いは伝説となった。

武藤敬司VS高田延彦団体をかけた戦い

 

全日本プロレスとプロレスリング・ノアは元は全日本プロレスの流れを持つ団体ではある。

ジャイアント馬場やジャンボ鶴田、三沢光晴がこの世からいなくなり

四天王プロレスが引退した今全てを知る秋山準や丸藤正道がこの対抗戦を機に行き着く先はと興味津々ともなる。

アメリカでは世界最大のエンターテインメントプロレスWWEに対抗すべくAEWが旗揚げする。

 

日本も新日本プロレス1強時代に楔を打つのは全日本プロレスとプロレスリング・ノアが手を結ぶことなのかもしれない。