NEW JAPAN CUP 2019棚橋弘至VS SANADA

新日本プロレスNEW JAPAN CUP 2019 ベスト4に棚橋弘至とSANADAが進出した。
興味深い棚橋弘至とSANADAの試合。
オカダ・カズチカは同門CHAOSの石井智弘との対戦。

お互いに決勝をかけて戦う。優勝するとはマジソン・スクエア・ガーデンでのメイン。
棚橋弘至とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのSANADA
ハイフライ・フローを膝の故障の為封印した棚橋弘至。

絶好調のSANADA。
SANADAにハイフライ・フローを封印したまま勝てるのか?
棚橋弘至は、海野翔太、田口隆裕、ザックセイバーjrを撃破。
NEW JAPAN CUP昨年覇者ザックセイバーjrを破ってここまで来た棚橋弘至
NEW JAPAN CUP 2019 必殺技ハイフライ・フロー封印棚橋弘至苦戦?

SANADAは、後藤洋央紀、鈴木みのる、カバナを撃破して棚橋弘至と決勝をかける。
地元・新潟出身のSANADAは大声援をうけリングに立つ。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは内藤哲也、EVILと敗退。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン最後の生き残りとなったSANADA
ドラゴンスリーパー、ドラゴンスクリュー、テキサスクローバー、ジャパニーズ・レッグクラッチホールドなどハイフライフローを封印して戦う棚橋弘至。
結果はSANADAが棚橋弘至をSkull Endで葬った。

一進一退の攻防の末

スリングブレイドを放ってきた棚橋。SANADAはこれをキャッチしてフィヤーマンズキャリーで持ち上げるが、棚橋はすぐさまバックを奪いドラゴンスリーパーで切り返す。SANADAが身体を反転させてドラゴンスリーパーに切り返してくると、回転エビ固めでさらに切り返してみせる。
SANADAはこれを切り返してエビ固め。しかし、キックアウトした棚橋はフルネルソンに捕獲。ドラゴンスープレックスを狙う。これを踏ん張ったSANADAは後方に一回転して逃れると、ドラゴンスリーパーだ。さらにスイングしていくSANADA。しかし、棚橋はまたも身体を反転させて、SANADAをドラゴンスリーパーの体勢に捕獲ファイナルカットで叩きつけ、スリングブレイドで追撃だ。
そしてドラゴンスープレックスを放った棚橋。しかし、SANADAはこれを一回転して着地。棚橋のバックを奪うとロープに押し込んで、ローリングバッククラッチを仕掛ける。だが、棚橋はSANADAの首を押さえてブリッジさせない。そして逆にジャパニーズレッグロールクラッチホールドを仕掛ける。
だが今度はSANADAが棚橋の首を捕獲。そのままSkull Endに持ち込み、棚橋を絞め上げていく。さすがの棚橋もこれを脱出することができずにタップアウト。SANADAが棚橋を破り、オカダの待つ決勝戦へと駒を進めたのだった。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハSANADA
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NJPW
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ロス・インゴベルナブレス・デ・ハSANADAはマジソン・スクエア・ガーデンメインをかけてオカダ・カズチカと戦う。

棚橋弘至試合後

一方ハイフライ・フローを封印した棚橋弘至は、試合後満身創痍の状態でコメントした
俺はハイフライ・フローを持ってます。
やはり棚橋弘至にハイフライ・フローは必要なのか?

棚橋弘至の自問自答が始まる。
ハイフライ・フローを使うと膝の負担がおおくなり
選手生命を短くさせる。

武藤敬司のようなシフトチェンジを模索する棚橋弘至
答えは見いだせるのか?

天才武藤敬司にみるレスラーのシフトチエンジ

CHAOSの頂点はオカダ・カズチカに決定

NEW JAPAN CUP 2019でCHAOS勢が絶好調である。
後藤洋央紀は初戦で敗戦。

オカダ・カズチカ、ウィル・オスプレイ、石井智弘、YOSHI-HASHI、矢野通がベスト8に進出した。

必然的にCHAOS対決となるNEW JAPAN CUP 2019
オカダ・カズチカがウィル・オスプレイを撃破
石井智弘がYOSHI-HASHIを撃破してオカダ・カズチカVS石井智弘が実現した。

オカダ・カズチカは石井智弘にIWGPヘビー級チャンピオン時代
垂直落下式ブレーン・バスターで敗戦した過去を持ちそれ以来の約2年7カ月ぶりの同門対決が実現した。

石井智弘がオカダ・カズチカに勝利したG1クライマックス

同門対決はCHAOSの頂上決戦勝者はで決勝へ。
試合は同門対決にふさわしくないゴツゴツとした戦いとなる。

石井はオカダの左腕にダメージを与え、オカダのローリングラリアットをかわすと延髄斬り。そしてラリアットを繰り出すが、よけたオカダは背中にドロップキック。
さらにオカダは追撃のショットガンドロップキックで石井を吹っ飛ばす。
だが、石井はカウンターのラリアットからフォールへ。オカダは張り合うようにカウント1でキックアウトするも、石井はもう一度ラリアット。だが、これもオカダはフォールをカウント2で返す。
石井は気合を入れ、垂直落下式ブレーンバスターへ。こらえたオカダが背後に回ると、石井は後頭部でオカダの顔面にヘッドバット。そしてロープに走るが、オカダはまたもカウンターのドロップキック。
そしてレインメーカーを繰り出すが、石井はかわしてショートレンジのラリアット。だが、オカダは倒れずエルボー。石井はヘッドバットを叩き込み、垂直落下式ブレーンバスターを仕掛けるが、オカダは切り抜けツームストンパイルドライバーの体勢で捕獲。そして旋回しながら突き刺す。
最後はオカダがレインメーカーを振り抜き、石井からフォール勝ちをスコア。オカダが同門対決を制し、決勝の舞台に進んだ。

試合後のオカダ・カズチカと石井智弘は握手。

新日本プロレスNJC オカダ・カズチカVS石井智弘
画像出典元
NJC
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オカダ・カズチカはCHAOSの頂点となりCHAOSを背負ってロス・インゴベルナブレス・デ・ハSANADAとの決勝に挑む。

試合後石井智弘に礼をするオカダ・カズチカ
いよいよオカダ・カズチカの復活が近づいてきた。

マジソン・スクエア・ガーデンの舞台はオカダ・カズチカの為に用意されたのかもしれない。
一方SANADAも並々ならぬ気合でオカダ・カズチカ撃破を予告。
CHAOSオカダ・カズチカVSロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンSANADAに決定。