全日本プロレス宮原健斗時代突入

ジャイアント馬場追善興行のリングに立ちその存在感を見せた3冠ヘビー級王者宮原健斗。
全日本プロレスは完全に宮原健斗時代に突入した?

その宮原健斗が自身が保持する3冠の防衛戦に挑んだ
挑戦者は相棒のヨシタツとなった。
ヨシタツは現在宮原健斗と共に全日本プロレスの最前線で戦う。

ヨシタツもGAORA TVチャンピオンシップとコロナ・プレミア・インターコンチネンタル王座の2冠を保持する。
昔から全日本プロレスを知るファンには馴染みのないベルトである。
新生全日本プロレスが、前に進んでいると言う事であろう。

そのチャンピオン同士の対決となった3冠ヘビー級選手権
試合前には宮原健斗のシャットダウンスープレックスを、完全に封じて勝つと宣言したヨシタツ。

宮原健斗VSヨシタツは
画像出典元
全日本プロレス

宮原健斗は3冠ヘビー級通算18勝という勝率。
その全てを必殺技、シャットダウンスープレックスで勝利している。
試合は、前半はヨシタツペースで進む。
シャットダウンスープレックスを狙う宮原健斗。だがヨシタツはあらゆる手段で回避してみせた。
しかし宮原健斗は非情な攻めに出る。

後頭部を踏みつけ、顔面をマットに叩きつけ、ブラックアウト(ヒザ蹴り)を顔面と後頭部に乱れ打ちするなど非情攻撃で逆転。最後は“3度目の正直”とばかりにシャットダウンスープレックスで投げ切り、3カウントを奪った。

宮原健斗のシャットダウンスープレックスへの流れにブラック・アウトがある。
ブラック・アウトからのシャットダウンスープレックスは強烈。ヨシタツは3カウントを聞いた。
宮原健斗はV5を達成した。

宮原健斗次なる防衛戦の相手は?

ヨシタツを退けた宮原健斗。ゼウスと崔領二が登場。
宮原健斗は明言を避けたが、次なる挑戦者はこの2人になりそうである。

3冠ヘビー級はIWGPヘビー級王座より歴史は古い。歴代王者もそうそうたるメンバーである。
現在宮原健斗と同世代のオカダ・カズチカは、新日本プロレスでIWGPヘビー級王者に君臨。

そのIWGPヘビー級にチャレンジ出来るまでの道のりは長い
G1クライマックやNEW JAPAN CUPなど強敵がいるトーナメントやリーグ戦を勝ち抜かなければならない
SANADAを同世代のライバルと言うオカダ・カズチカ

しかし宮原健斗にはそのライバル不在の感は否めない。
ファンがワクワクする対戦相手がいま現在不在である。

全日本プロレスはジャイアント馬場の打ち出した明るく・楽しく・激しいプロレス
秋山準や渕正信が明るく、楽しいプロレスでファンを沸かす。
3冠ヘビー級王者宮原健斗も激しいプロレスで全日本プロレスを引っ張る

宮原健斗が新日本プロレスで戦ったら?と想像するとワクワク感は出る
後は宮原健斗の同世代が全日本プロレスでさらに激しいプロレスを展開するのを期待したい。