全日本プロレス宮原健斗3冠ヘビー級王者連続防衛記録タイに並ぶ

新日本プロレスIWGPヘビー級のベルトよりも歴史の古い3冠ヘビー級王座。

プロレスの父力道山ゆかりのインターナショナルやUNヘビー級、PWFのベルトがジャンボ鶴田、スタン・ハンセン、天龍源一郎の戦いで統一されたベルト。

初代王者ジャンボ鶴田が1989年に統一

ジャンボ鶴田3冠ヘビー級王者の歴史

デンジャラスK川田利明、三沢光晴とのラストマッチ

※関連・・ジャンボ鶴田インターナショナル

※関連・・怪物と言われたジャンボ鶴田

三沢光晴、川田利明、小橋建太、田上明の四天王に引き継がれ
その価値はさらに高まる。

三沢光晴が全日本プロレスを退団
衝撃的な出来事三沢光晴が全日本プロレス退団

全日本プロレスに残留した四天王の1人川田利明は、天龍源一郎、武藤敬司、橋本真也、小島聡、グレート・ムタらと戦い3冠ヘビー級連続防衛10回を果たした。

その3冠ヘビー級連続防衛に宮原健斗が並んだ。
挑戦者青柳優馬と対戦、
ブラックアウトを決める宮原健斗2017年プロレス大賞新人賞の青柳優馬

ジュニアヘビー級を経てヘビー級へ転向。
未来の全日本プロレスを支えるレスラーでもある。
宮原健斗の壁は厚かった。

エプロンでのパイルドライバーやブラックアウト(ヒザ蹴り)で反撃。最後は、投入を示唆していた、かつてのフィニッシュホールド、ブレイクハート(変型ペディグリー)でダメージを与えてから、必殺のシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪った。

全日本プロレス3冠ヘビー級王者
画像出典元
全日本プロレス

宮原健斗が3冠ヘビー級連続防衛の独走に入った。次回防衛戦は3冠ヘビー級連続防衛新記録がかかった試合となる。
宮原健斗は、試合後宮原健斗はこのまま独走させていただく、だれかストップさせたいやつはいるのか?
そこに諏訪間が反応を示した。

世界タッグ王者諏訪間、宮原健斗にストップをかける。

石川修司と世界タッグを保持する諏訪間
全日本プロレスを支えてきた諏訪間も43歳となった。
勢いのある宮原健斗に諏訪間が立ちふさがる。

「3冠記録をこれ以上、更新させるわけにはいかねえ。俺に挑戦させろ! どっちが全日本の象徴か、そして全日本プロレスとは何なのか、それが分かる試合をしたい」と表明した。

新しくなった全日本プロレスの象徴として戦ってきた諏訪間

宮原健斗の独走は許さない。
現在は世界タッグ王者暴走大巨人として暴れる諏訪間
タッグのベルトも含めて5冠王者を決意。

諏訪間が最後の3冠戦

宮原健斗の実力を認めた諏訪間だが、今回が最後の3冠戦になるかもとコメント
諏訪間が3冠王者になれば7度目の3冠王者となり最多記録の更新となる。
諏訪間は現在6回ベルトを巻いている。

この記録は全日本プロレス3冠ヘビー級の最多記録となっている。
宮原健斗の最多防衛記録更新
諏訪間の最多栄冠記録の更新両方の戦いにもなる。

引退をも口にしている諏訪間。
全日本プロレスを、支えてきた諏訪間が背水の陣で宮原健斗からベルトを奪う決意である。

勝利を求めるからこその背水の陣だ。「それくらい強い気持ちが今の宮原に勝つには必要だから。あとは今、自分の中で『まだキャリア15年』という思いと『もう43歳』っていう2つの思いがある。今が全盛期っていう自負はあるけど、ケガが増えたりして『あれ?』って思うことがあるのも事実だから。今回は今後のレスラー人生を決める分岐点になる。勝てばまだいけるし、負けるようなことがあれば…」