主役に戻れない棚橋弘至とジレンマの飯伏幸太

2020年飯伏幸太は、リングの主役にいた、新日本プロレス4強まで上り詰めた。
飯伏幸太東京ドーム大会メインイベントをオカダ・カズチカと戦った。

飯伏幸太は、オカダ・カズチカの保持するIWGPヘビー級に挑戦。
オカダ・カズチカに敗戦。

東京ドーム2連戦。2日目内藤哲也に敗れたジェイ・ホワイトと対戦した飯伏幸太。
主役は、オカダ・カズチカと内藤哲也となった。

敗者同士の対戦はジェイ・ホワイトが勝利。
ジェイ・ホワイトにも敗れた飯伏幸太は、主役から消えた。

2019年G1クライマックスを制覇した飯伏幸太。飯伏時代確立のためIWGPヘビー級&インターコンチネンタルの2冠制覇を宣言。
新日本プロレスフロント、ファンを巻き込み2冠ブームを作った。
王者となったのは。結果は言いだしっぺの内藤哲也が初代2冠王者となった。

一方棚橋弘至は、新日本プロレスのエースと言われた時代は過ぎ去った。
精彩を欠いていた、膝の怪我か年齢のせいか?トップとは程遠い存在になってしまったのは否めない。

それでも棚橋弘至に期待するファンは多い。東京ドーム大会2日目に登場した棚橋弘至。

AEWのクリス・ジェリコと対戦。
当時のクリス・ジェリコはあのケニー・オメガ率いるAEWの王者。
棚橋弘至がクリス・ジェリコを倒したら何らかの可能性や光が見えた。
AEWのベルトを掲げたクリス・ジェリコ。

だが棚橋弘至は、クリス・ジェリコのウォールズ・オブ・ジェリコで敗戦。
その光は消えた。

クリス・ジェリコ
画像出典元
NJPW

再び浮上のきっかけを失う棚橋弘至。
飯伏幸太も、目標を失いかけた時、神と崇める棚橋弘至はから、タッグ結成を匂わせる発言。
次第に、ゴールデンエースの可能性をファンは期待した。

ファンの反応を敏感に察した飯伏幸太は、棚橋弘至とのゴールデンエース結成を決断。
そして、IWGPタッグ王者となった。

しかしここから飯伏幸太のジレンマが始まる。
新型コロナウィルス感染拡大で、新日本プロレスの興行が中止。

興行が再開されると、NEW JAPAN CUPでザックセイバーjrに勝利したがタイチに敗戦。
姿消した。

一方棚橋弘至は、1回戦でタイチに敗戦してしまう。
お互いにタイチに敗戦した、ゴールデンエース。
タイチとザックセイバーjrとIWGPタッグ王座をかけてタイトルマッチを行う。
あっさりタイチ&ザックセイバーjrにベルトを持っていかれた。

飯伏幸太、棚橋弘至要望?

再戦を誓った棚橋弘至と飯伏幸太。
ゴールデンエースだが、タイチとザックセイバーjrに再戦を拒否される。

王者組の棚橋弘至に対しての評価が厳しい。
タイチは、飯伏幸太には、言う権利があるが、棚橋弘至お前は終わってんだよと手厳しい。

この日の鈴木軍との8人タッグマッチでは飯伏がカミゴェでDOUKIを沈め一矢を報いたが、状況好転には至らない。とりわけ王者組の棚橋への評価が手厳しい。コメントブースでもタイチから「棚橋、終わったんだよお前は。なんでギャアギャア騒いでんだ。飯伏が言うならまだしも、なんでお前が言う権利あるんだ? お前の時代は全て終わった」と罵詈雑言を浴び、これに激高した飯伏が王者組ともみ合う一幕もあった。

飯伏幸太も棚橋弘至を擁護してきたが、休業明けから次第に調子を上げている飯伏幸太と調子が上がらない棚橋弘至に、飯伏幸太のジレンマが爆発した。

棚橋弘至は飯伏幸太は調子を上げているが、俺がねと自虐する始末。
それを聞いた飯伏幸太は棚橋弘至に棚橋さんのコンディションは悪いんじゃないかと・・・
ちょっと上げてもらっていいですか?

そんな言葉を飯伏幸太に言わせてしまった棚橋弘至。

コメントブースに一人残った棚橋は「俺がまた中心に戻りたいと思うなら、パートナーに、飯伏に『調子上げてきてくださいよ』って、どんな気持ちで言わせたか…。考えると、心苦しいけど、何とかします。くぅ~…今の飯伏のアレはこたえた…」と悶えながら控室へ。ゴールデン☆エース再浮上のカギは、太陽が再び光を取り戻すことができるのかどうかにかかっている。

このまま棚橋弘至の調子が上がらなければ、ゴールデンエースは解散となるのは明白
継続はIWGPタッグ奪還が鍵となる。

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