「G1 CLIMAX 34第17戦：辻陽太が竹下幸之介とのリベンジマッチで勝利し、セミファイナル進出を決定」

2024年8月15日、千葉・幕張メッセで開催された『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』第17戦。激戦の末、辻陽太が竹下幸之介にリベンジを果たし、鷹木信悟もオーカーンを下してセミファイナル進出を決定しました。今回の試合結果と選手たちの熱いコメントを紹介します。

『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』第17戦レポート

2024年8月15日、千葉・幕張メッセ国際展示場9ホールで行われた『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』第17戦。公式戦が終了し、各ブロックの上位3名が決定した後、優勝決定トーナメント・ファーストステージで激闘が繰り広げられました。

石森がIWGPジュニアヘビー級王座挑戦を宣言！

第1試合では、後藤洋央紀らがDOUKIらと対戦。DOUKIが村島克哉をサハラウィ・スープレックスで沈め勝利しました。試合後、石森太二が登場し、IWGPジュニアヘビー級王者DOUKIへの挑戦を表明しました。

H.O.T vs 棚橋組の激闘

第2試合では、NEVER6人タッグ王者チームの棚橋弘至が、高橋裕二郎率いるH.O.Tと対戦。激しい攻防が繰り広げられた末、矢野通が横入り式エビ固めで裕二郎からピンフォールを奪い、棚橋組が勝利を収めました。

鷹木信悟、オーカーンを制しセミファイナル進出

セミファイナルでは、Aブロック2位の鷹木信悟が、同3位のグレート-O-カーンと対戦。オーカーンの猛攻に苦しみながらも、鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンで勝利を収め、8月17日の「優勝決定トーナメント・セミファイナル」に進出が決定しました。

辻陽太、竹下幸之介を倒しリベンジ達成

メインイベントでは、Bブロック3位の辻陽太が、7月20日に大阪で敗れた竹下幸之介と再戦。試合終盤、辻は竹下の猛攻を凌ぎ、ジーンブラスターでピンフォールを奪取。リベンジを果たした辻は、「新日本プロレスは俺が背負う」と力強い決意を表明しました。

次戦に向けた選手たちのコメント

試合後、辻は竹下に対して、「またチャンピオンとして再戦しよう」と呼びかけ、次戦への意気込みを見せました。一方、竹下は「新日本プロレスのファンに応援されることが夢だった」と語り、涙を浮かべながらも再起を誓いました。

『G1 CLIMAX 34』は、8月17日に両国でのセミファイナルが控えており、さらに激しい戦いが期待されます。

『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』第17戦レポート

メインイベント：辻陽太 vs 竹下幸之介〜リベンジマッチの結末〜

メインイベントとして行われたのは、「G1 CLIMAX 34優勝決定トーナメント・ファーストステージ」の第8試合。Bブロック3位の辻陽太が、Bブロック2位の竹下幸之介と対戦しました。2人は7月20日の大阪大会でも対戦しており、その際は竹下が勝利を収めています。今回の試合は、辻にとってそのリベンジの場となりました。

試合開始とともに、両者はじっくりとリング中央で睨み合い、徐々に差し合いから組み合いへと展開。竹下が辻の左腕を捕獲しつつ、試合はスタートしました。辻はすかさずグラウンドに持ち込み、サイドヘッドロックで竹下を締め上げますが、竹下はこれを外してショルダータックルを連発し、辻を攻め立てます。

中盤では、竹下が辻を場外に追い込み、イスを使った攻撃を敢行。リングに戻った辻は、左膝を狙ったドラゴンスクリューや逆水平チョップで反撃し、竹下の膝を重点的に攻め続けます。一方で竹下も大技を繰り出し、雪崩式ブレーンバスターやラリアットで辻を追い詰めました。

試合終盤、竹下がブルーサンダーボムやレイジングファイヤーを狙うも、辻はスタンドッグミリオネアでカウンターを決め、そのままジーンブラスターを炸裂させます。しかし、竹下はロープエスケープで3カウントを防ぎます。最後に竹下がラリアットを連発し、勝利を手繰り寄せようとするも、辻は再度ジーンブラスターを発動。竹下を完全に沈め、見事に3カウントを奪取しました。

勝利を収めた辻は、試合後に竹下に対して「またチャンピオンとして再戦しよう」と語りかけ、「新日本プロレスは俺が背負う」との強い決意を表明。これにより、辻は8月17日に両国で行われる「優勝決定トーナメント・セミファイナル」に進出し、デビッド・フィンレーとの一戦に臨むことが決定しました。