G1クライマックス31オカダ・カズチカ

オカダ・カズチカがIWGPのベルトを失って、1年以上が過ぎた。
新しく新設されたIWGP世界ヘビー級王座。

その獲得のチャンスもあった鷹木信悟戦。
だが鷹木信悟に敗戦したオカダ・カズチカ。

ジェフ・コブとの抗争を続けるも、一度はピンフォール勝ち。
だが次の再戦では、ジェフ・コブから圧倒的なパワーでピンフォール負けとなった。

オカダ・カズチカが確実に失速した。
レインメーカーを使わなくなったオカダ・カズチカ。

ウィル・オスプレイ戦でレインメーカーを復活させピンフォール勝ちを奪ったのは2020年
それ以降レインメーカーがヒットして勝利した事はない。

鷹木信悟戦、ジェフ・コブ戦でもレインメーカーを狙うも不発。
レインメーカーに行くまでの攻撃が、決まらない。

レインメーカーに見放されたオカダ・カズチカ?

G1クライマックス31が開幕。初戦は棚橋弘至。
ヘッドロックだけでもお互いの凄さが分かる試合。

G1クライマックス31棚橋弘至とオカダ・カズチカ
画像出典元
NJPW
新日本プロレス

IWGP USヘビー級王者の棚橋弘至は好調である。
その力で飯伏幸太を復活させた。

オカダ・カズチカの結果がでなくてもオカダ・カズチカ待望論、オカダ・カズチカ復活を待つ新日本プロレスファン。

レインメーカー復活は棚橋弘至の凄み

オカダ・カズチカは、棚橋弘至を目の前にして。
ニヤリと笑う。

棚橋弘至のパフォーマンスを見ながら、何故かオカダ・カズチカの雰囲気が伝わる。
IWGPヘビー級王座を失ってからオカダ・カズチカは、棚橋弘至にリスペクトの言葉を匂わせていた。

新型コロナウィルス感染が拡大。
プロレスにも危機感が表れた。

その中で棚橋弘至の行動は、必ずプロレスを再起動させる思いが伝わる。

レインメーカーオカダ・カズチカが凱旋した時。
棚橋弘至を見る目は、ギラギラとしていた。
そしてレインメーカーショックを起こしたオカダ・カズチカ。

奇しくも大阪 G1クライマックス31開幕の会場。
そこからのオカダ・カズチカの躍進は、まさに金の雨を降らせた。

プロレス界、世界のプロレスにオカダ・カズチカの名を響かせた。
そこからオカダ・カズチカの不調はなかった。

現在不調とも思えない、好調とも思えないオカダ・カズチカ。
なにか煮え切らないオカダ・カズチカ。

オカダ・カズチカは試合後存在だけで、生きて行けるほどこの世界は甘くないと自らに言う。

その言葉通りオカダ・カズチカは、棚橋弘至に出し惜しみすることなく。
レインメーカーポーズ。
そして何度も何度もレインメーカーを仕掛けた。

マネークリップで仕留めるのではなく明らかに、原点回帰をしていたオカダ・カズチカ。

そこを引き出したエース棚橋弘至の凄み。
まさに棚橋弘至は、レスラー達を復活させる選手。

新日本プロレスのエースである。
太陽のエース棚橋弘至の光で、オカダ・カズチカのレインメーカーは復活。
激闘は、残り1分誰もが、もう引き分けでいいと思った。

棚橋弘至vsオカダ・カズチカ戦。

だがオカダ・カズチカはレインメーカーを棚橋弘至に決めてピンフォール勝ちを奪って見せた。
時間は30分1本勝負、決着は29分36秒 残り時間24秒

まさにリアルな決着。

オカダ・カズチカはエンディングでレインメーカーが帰って来たぞと叫んだ。
レインメーカーオカダ・カズチカが復活した。

オカダ・カズチカは、試合後棚橋弘至戦で目が覚めたと言った。
オカダ・カズチカG1クライマックス優勝そんな声が大きく上がる。

棚橋弘至は悔しいと言いながらオカダ・カズチカ、鷹木信悟へのリベンジを誓う。
エース棚橋弘至も今からG1クライマックスが始まる

新日本プロレス G1クライマックス31 Bブロック 勝者は?レインメーカーオカダ・カズチ復活