NEW JAPAN CUP 1回戦！後楽園ホール大会

新日本プロレス『NEW JAPAN CUP』1回戦、激闘の火蓋が切って落とされる！
3月7日、東京・後楽園ホールにて『NEW JAPAN CUP』1回戦が開催され、熱戦が繰り広げられた。

第1試合では、後藤洋央紀＆YOSHI-HASHI＆ボルチン・オレッグ組とヒクレオ＆エル・ファンタズモ＆邪道組が激突。3月8日甲府大会でNJC1回戦を控えるオレッグとヒクレオは、序盤から激しい肉弾戦を展開。オレッグは得意のパワーボム、ヒクレオは強烈なラリアットを炸裂させ、互いに一歩も譲らない。終盤、毘沙門が邪道を消灯で仕留めた後も、両者は激しい睨み合いを繰り広げ、火花を散らした。

第2試合では、真壁刀義＆矢野通組とザック・セイバーJr.＆マイキー・ニコルス組が対戦。矢野とザックは目まぐるしいテクニックの応酬で観客を魅了。矢野は得意の丸め込み、ザックは関節技で攻め立てる。終盤、ニコルスは真壁とパワフルな攻防を繰り広げ、最後はスライディングラリアットで3カウントを奪取した。ニコルスは勝利後、真壁へのリスペクトを示しながらも、NJCでの優勝宣言を行った。

第3試合は、3月8日甲府大会でNJC1回戦を控えるカラム・ニューマンとゲイブ・キッドが、それぞれジェフ・コブ＆フランシスコ・アキラ、KENTA＆石森太二とトリオを結成し前哨戦。ニューマンはスピードを活かしたファイトでゲイブを攻め立てるが、ゲイブも荒々しい攻撃で対抗。最後はコブが石森をツアー・オブ・ジ・アイランドで料理。試合後、ゲイブは番外戦でニューマンをラリアットでねじ伏せ、NJC1回戦に向けて自信を深めた。

第4試合は、海野翔太＆本間朋晃＆エル・デスペラード＆YOH組vsEVIL＆成田蓮＆SHO＆金丸義信組。しかし、試合前にSHOが前日の内藤戦のダメージを理由に欠場。代打としてジャック・ペリーが登場。試合中、SHOはYOHからIWGPジュニアヘビー王座を奪還。最後は成田が本間にプッシュアップバー攻撃からのダブルクロスで勝利。試合後、H.O.Tは海野を蹂躙し、不気味な存在感を放った。

第5試合は、内藤哲也＆鷹木信悟＆辻陽太＆高橋ヒロム＆BUSHI組vsSANADA＆タイチ＆上村優也＆DOUKI＆TAKAみちのく組。3月8日甲府大会でNJC1回戦を控える鷹木と上村は、真っ向から闘志をぶつけ合う。鷹木は強烈なパンチ、上村は力強いラリアットで互いに譲らない。タイチもIWGP世界ヘビー級王者の内藤を意識し力強い攻撃を繰り出す。最後は辻がジーンブラスターでTAKAを撃沈。試合後も鷹木と上村は激しい睨み合いを繰り広げ、NJC1回戦での激闘を予感させた。

第6試合は、NJC1回戦として石井智宏がIWGPタッグ王者チェーズ・オーエンズと対決。前日、オーエンズの急襲を受けた石井は、ゴング前に襲いかかる。オーエンズは老獪な首攻めで切り崩しにかかるも、石井は気迫全開で反撃。終盤、オーエンズは技の読み合いからスタイルズクラッシュを炸裂。石井も驚異的な粘りを見せるが、最後はオーエンズがポップアップ式のCトリガーからパッケージドライバーで突き刺し、

1回戦を突破した。オーエンズは勝利後、マイクで勝利をアピールし、NJC制覇への意欲を表明した。

『NEW JAPAN CUP 2024』1回戦

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