無観客試合潮崎豪VS藤田和之

新型コロナウィルスの影響で多くのプロレス団体が大会中止などを繰り返す中

プロレスリング・ノアが、GHCヘビー級選手権試合を無観客試合として行った。

 

王者潮崎豪VS野獣藤田和之

注目の対戦の中潮崎豪は、緊張の中野獣藤田を迎え撃った。

試合は30分まで接触なしの異様な光景

 

藤田は、王者を挑発する。

相手の出方を警戒しているのか。いや、先に動いたほうは殺(や)られる――まさに鋭い刀を持った果し合いのようだ。身が削られそうな均衡状態は延々と続く。「15分経過」のアナウンスが流れても両雄は微動だにしない。 やっと沈黙が破れられたのは16分過ぎ。藤田が右回りでゆっくりステップを踏むと王者も応じるが、コーナーを変えただけで、再度2人は動きを止めてにらみ合う。少しずつ両雄の筋肉が躍動したかにも見えたが何と未接触のまま「25分経過」のアナウンスが流れた。プロレス史でも前例のない異常な展開だ。 そして「30分経過」の声から1分後、両雄が間を詰め始めた。まず藤田が地をはうような片足タックルからマウントを奪いにかかる。しかし潮崎は左腕で首を押さえ、ヘッドロックも右腕で顔を押さえて防御する。「藤田はエスケープすんなよ!」と挑発しながら太い腕で王者の首を絞め上げた。

 

潮崎豪にとっては、プロレスリング・ノアの時期エースと言われながら全日本プロレスへ移籍

GHCヘビー級王者とまでなった、潮崎豪の全日本プロレス移籍は衝撃を与えた。

2016年再入団を果たした潮崎豪に待っていたのは。裏切り者のレッテルでもあった。

 

そんな中プロレスリング・ノアは新時代の象徴清宮海斗が王者として君臨

新生プロレスリング・ノアを打ち出した。

 

丸藤正道、杉浦貴を倒し王者防衛を続ける事6回の清宮海斗から、潮崎豪はベルトを奪い

時代を引き戻した。

そんな中野獣藤田和之が挑戦を表明してきた。

 







潮崎豪・・豪腕ラリアットで藤田和之から勝利

潮崎豪の必殺技は、小橋建太譲りの豪腕ラリアット

剛腕ではなく豪腕である。

このラリアットに拘る潮崎豪は藤田和之を豪腕ラリアットで仕留めて見せた。

潮崎はスリーパーを背中からコーナーに押し込むと強烈な逆水平連打。張り手5連打にも耐えるとカウンターのラリアート。ジャーマンを浴びても立ち上がり、ほうこうを上げての豪腕ラリアート。2発目は藤田が若手時代から得意とする奥の手・フランケンシュタイナーで返されてしまう。 ラリアートからリミットブレイク、横殴りのラリアート連打。藤田も張り手を返すと、試合はもはやほとんど素手の殴り合いのような壮絶な展開となった。 しかし意を決した潮崎は居合い抜きのラリアート。それでも藤田は倒れない。ならばとありったけの力を込めた豪腕ラリアートを振りぬいて、実に57分47秒の激闘を制した。



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