NEW JAPAN CUP 2024 決勝は後藤洋央紀vs辻陽太に決定

NEW JAPAN CUP 2024の決勝は後藤洋央紀が前IWGP世界ヘビー級王者SANADAを撃破
辻陽太がEVILを撃破

決勝は後藤洋央紀vs辻陽太に決定

NEW JAPAN CUP 2024 準決勝戦

3月18日、福島・ビッグパレットふくしまにおいて、NEW JAPAN CUP 2024 準決勝戦が開催された。 各試合は白熱した展開となり、会場は熱気に包まれた。
第1試合

ボルチン・オレッグ&嘉藤匠馬組とザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス組が対戦。オレッグは持ち前のパワーで攻勢を仕掛け、嘉藤も果敢な攻めを見せるも、最後はザックが嘉藤にフロントネックロックで勝利を収めた。

第2試合石井智宏&真壁刀義&エル・デスペラード組とタイチ&上村優也&DOUKI組が激突。石井とタイチは激しいエルボー合戦を展開し、真壁は上村にラリアットを狙うも、上村はフランケンシュタイナーで切り返し、腕ひしぎ逆十字でギブアップ勝ちを収めた。試合後、石井とタイチは番外戦を行い、一触即発の雰囲気となった。

第3試合タンガ・ロアと田口隆祐の異色タッグが、グレート-O-カーン&カラム・ニューマン組と対戦。ロアはオーカーンにKOPWベルトを見せつけられ挑発されるも、終盤、ロアがOJKでニューマンを捕らえ、田口のオーマイアンドガーアンクルでアシスト。ロアはニューマンからギブアップ勝ちを収め、試合後、オーカーンに王座挑戦をアピールした。

第4試合は、YOSHI-HASHI&矢野通&天山広吉組とKENTA&チェーズ・オーエンズ&ゲイブ・キッド組が激突。ベテラン天山がBULLET CLUB相手に奮闘を見せるも、最後はKENTAが天山にIWGPタッグベルトで殴りつけ3カウントを奪取。YOSHI-HASHIが抗議するも、BULLET CLUBは袋叩きにした。

第5試合海野翔太&ヒクレオ&エル・ファンタズモ&YOH組と成田蓮&ジャック・ペリー&高橋裕二郎&金丸義信組が激突。YOHと金丸は3.20長岡で一騎打ちを控えており、試合前から火花を散らす。終盤、裕二郎がケインを持ち出すも、ヒクレオ&ファンタズモがダブルのフロントキック。海野が裕二郎をSTFで捕らえギブアップを奪いました。試合後、YOHは再びIWGPジュニアヘビーベルトを持ち去った。

第6試合内藤哲也&高橋ヒロム&BUSHI組とジェフ・コブ&TJP&フランシスコ・アキラ組が対戦。UNITED EMPIREはコブのパワーとCatch 2/2のスピードで攻め込み、L・I・Jも随所でチームプレーを繰り出し応戦。終盤、ヒロムとアキラが目まぐるしい攻防を展開し、最後はヒロムが一瞬の名もなきヒロムロールでアキラから勝利を収めた。

セミファイナル『NJC』準決勝、辻陽太vsNEVER無差別級王者EVIL。開始早々、H.O.Tとヒロム&BUSHIが入り乱れ、試合はノーコンテストに。再試合では、辻とEVILが激しい攻防を展開。終盤、多勢に無勢でH.O.Tが試合を支配するも、鷹木信悟が駆けつけL・I・Jが形勢逆転。最後は辻がジーンブラスターでEVILを撃沈した。

メインイベント『NJC』準決勝、4度目の優勝を狙う後藤洋央紀と、2連覇を目指すSANADAが激突。後藤の重厚な攻めに対し、SANADAはテクニカルな動きで対抗。終盤、SANADAがラウンディング・ボディプレスを炸裂させるも、後藤は執念のキックアウト。デッドフォールを切り抜けると怒涛の反撃。最後はGTWからGTRを炸裂し、SANADAを撃破。8年ぶり7度目の決勝進出を決めた。

試合後、3.20長岡の決勝で激突する辻がリングに登場し、「覚悟はいいか!?」と宣戦布告。