G1クライマックス矢野通がモクスリーを破る
新日本プロレス真夏の祭典G1クライマックス
元WWEのスーパースタージョン・モクスリーが無敗で快進撃を続けている。
IWGP・USヘビー級王者のジョン・モクスリーはIWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也
NEVER無差別王者石井智宏を撃破チャンピオン対決を制覇した。
敵なし状態となったジョン・モクスリーは新日本プロレスで異質な矢野通と激突
矢野通は実力は折り紙付きだが、レスリングをやる気はない。
現在2勝3敗の矢野通
優勝候補の内藤哲也もジェイ・ホワイトも矢野流で倒してしまった。
モクスリーも矢野通のプロレスに付き合えば、とんでもない目に合うであろう。
予想は的中矢野通は、ジョン・モクスリーを5分で料理した。
NJPW
ジョン・モクスリーが矢野通に敗戦うなだれる
試合開始から、モクスリーの苛立ちを誘う矢野通
場外から水を噴射矢野通のペースで試合が始まる。
怒り爆発のモクスリーに対し、矢野は腰を落とし両手を合わせ「ごめんなさい!」と謝罪。
「プレゼント・フォー・ユー!」とDVDを差し出すとともに、DVDのパッケージを開き、前哨戦で奪ったお金もチラつかせる。
矢野が死角から急所攻撃→横入り式エビ固めで丸め込むがカウント2。
さらに激怒するモクスリーはランニングニーを的中させると、場外へ転落した矢野の頭部をリング下から持ち出し照明の柵に立てかけたテーブルに何度も叩きつけていく。だが、矢野も海野を盾にモクスリーの動きを止めると、モクスリーと海野に934を敢行。
さらには、モクスリーと海野の足をテーピングで縛り上げ、矢野はすぐさまリングへ。
モクスリーは海野となんとか立ち上がりリングに向かうも、場外カウントは進み最後は場外カウント20が宣告され、リングアウト負けとなった。
貴重なレスラー矢野通
新日本プロレスはエンターテインメント&スポーツライクな団体
WWEのような過剰な演出はないにしても、自己表現をしないレスラーは浮上しない。
IWGPヘビー級チャンピオンと言う絶対的な存在もある。
矢野通は、コーナーポストを外したり水噴射、金的攻撃から丸め込みなど様々な攻撃を繰り出し短時間で試合を終わらせる。
タイトルマッチでやればブーイングだが もしかすると矢野通はタイトルマッチでも矢野通だからOKと言うかもしれない。
それだけ愛されキャラとなった。
G1クライマックスで矢野通が優勝候補を次々と破り総当たり戦を面白くしている。
内藤哲也とジェイ・ホワイトが好調ならこのBブロックは俄然面白い状態であったろう。
ジョン・モクスリーに黒星を付けた矢野通は貴重な存在である。
微妙ながら混戦を作り出すきっかけを作った。
G1クライマックス29福岡大会結果は?
福岡大会その他の結果は後藤洋央紀VS石井智弘 後藤洋央紀がCHAOS対決に勝利
ジェフ・コブVS鷹木信悟ジェフ・コブの勝利。
ジェイ・ホワイトVSタイチ ジェイ・ホワイトのブレードランナーが決まりジェイ・ホワイトの勝利。
内藤哲也VSジュース・ロビンソンの結果
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン内藤哲也が前US王者ジュース・ロビンソンと対決
ディスティーノでジュース・ロビンソンを粉砕3勝目を挙げた。
内藤哲也VSジュース・ロビンソン
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ジュースを立たせると、浴びせ蹴りをヒット。さらにデスティーノを仕掛けるも、ジュースはこらえる。内藤が着地すると、ジュースはナックルで動きを止め、豪快なラリアット。だが、カバーはカウント2。
ジュースはもう一度パルプフリクションのモーションに入るが、内藤は切り抜けて一気にバレンティア。内藤は雄叫びを上げ、今度こそデスティーノに成功。この一撃で3カウントを奪い、3勝目をスコアし踏みとどまった。試合後、内藤は大の字のジュースにツバを吐きかけ、天に拳を突き上げてから、リングを下りる。そして「ジュース」コールを煽ってから、花道を下がった。