オカダ・カズチカと外道の関係

レインメーカーオカダ・カズチカを発掘
新日本プロレスのIWGPヘビー級チャンピオンに育て上げたフィクサー外道。
2012年凱旋帰国から連れ添った外道とオカダ・カズチカ
2018年外道が、オカダ・カズチカを裏切りオカダ・カズチカからジェイ・ホワイトに乗り換えた。

新日本プロレス凱旋帰国、棚橋弘至に下克上を叩きつけ、見事IWGPヘビー級チャンピオンとなったオカダ・カズチカ
オカダ・カズチカの強さは本物であったが、外道がいなければオカダ・カズチカのブレークがここまで早かったか?
若く観客の心を掴む事は難しかった。フィクサー外道が、オカダ・カズチカの代わりに喋り倒した。

オカダ・カズチカをレインメーカーと言い、レインメーカーを根付かせた外道。
レェベルが違うんだよ。などと圧倒的なヒールオカダ・カズチカを誕生させた。

試合の後には、外道がオカダ・カズチカの言葉を代弁した。

外道のレェベルが違うんだよ
画像出典元 新日本プロレス

オカダ・カズチカを育てた外道が、オカダ・カズチカを裏切る衝撃的な出来事が起きた。

オカダ・カズチカは、IWGPヘビー級連続防衛記録を更新、新しい時代を予感させた。
若き王者オカダ・カズチカ

ケニー・オメガとの試合は、世界一の試合と評価された。
世界でのオカダ・カズチカの評価も上がり始めるオカダ・カズチカ
レスラーとしての評価はウナギのぼりでもあった。

リングでオカダ・カズチカが自らマイクを持つ場面も増え、外道の存在が消えていく。

オカダ・カズチカは外道とのコンビ解消を口にし始めていた。
外道もレインメーカーにもう俺は不要だとも発言していた。
外道離れを始めたオカダ・カズチカ
オカダ・カズチカが凱旋帰国した頃は、試合に外道介入して来たがその介入がなくなり
外道の存在が消えていく。
外道もそれに危機感を覚えていたのかもしれない。

そんな矢先に、オカダ・カズチカはケニー・オメガに敗れIWGPヘビー級王座を失った。
次期シリーズG1クライマックスでオカダ・カズチカは優勝する事がレインメーカー復活の証であった。
IWGPヘビー級王座から陥落した、元気のないオカダ・カズチカはCHAOS同門であるジェイ・ホワイトに敗戦してしまう。

当時のジェイ・ホワイトは、ヤングライオン上がりの凱旋帰国したレスラーで注目度は低い。

外道の裏切りはここから始まった

オカダ・カズチカと外道とのコンビ解消が迫っていた。
1人立ちしてきたオカダ・カズチカに、外道の存在が不要とオカダ・カズチカもファンも感じていた。
ここで終わらないのが、長年プロレスの世界で生きてきた、外道
オカダ・カズチカも誤算であった。
このまま消えていくわけにはいかない外道は新しい行動に出る。
新しい相棒が必要と考えた外道。

オカダ・カズチカの外道さんはもう不要だよ?これに対して憤慨していたのかもしれない。
お前をここまでしてきたのは誰だ? そう言いたかった外道。
外道は行動に移した、まるで悪夢に見えた、CHAOSファン。
外道は新しい相棒に、ジェイ・ホワイトを選んだ。

そのタイミングは、G1クライマックスで、反則も問わないジェイ・ホワイトがオカダ・カズチカに勝利した瞬間。
外道の思い描くプロレスラーそのものが、若きジェイ・ホワイトであった。

外道は、今夏のG1でジェイがオカダに勝利した時点で“乗り換え”を決意したという。「あれ見て『こいつだ』って思ったねと言う。
ジェイ・ホワイトのオカダ・カズチカ急襲は、黒幕外道の仕業という事である。

オカダ・カズチカの時代は終わった。

オカダ・カズチカ終焉を予告した外道
オカダ・カズチカは終わったと・・・
外道の目利きは確かで、オカダ・カズチカを裏切った後、ジェイ・ホワイトは、オカダ・カズチカを圧倒している。

本隊と組んだCHAOSチームもバレットクラブのジェイ・ホワイトに圧倒され
試合は、ジェイ・ホワイトのブレードランナーで、大の字がお決まりになっている。
ジェイ・ホワイトのうまさ強さそして、外道の巧みな介入に本隊、CHAOSも圧倒されていた。瞬間的に決める大技
ブレードランナーは注目の技となった。

棚橋弘至&オカダ・カズチカ
画像出典元 東スポWEB

外道の生き方は、その名の通り人の道を外れた外道という事。
オカダ・カズチカより自分の力が必要とするレスラーの共闘する外道の生き様。
プロレス界で生き残るすべを外道は熟知しており、オカダ・カズチカは最大の人物を敵に回したのかもしれない。

遺恨シングルマッチ実現オカダ・カズチカVSジェイ・ホワイト

2019年東京ドーム大会
棚橋弘至がケニー・オメガのIWGPヘビー級に挑戦
オカダ・カズチカは、ジェイ・ホワイトと遺恨精算マッチに挑み、ジェイ・ホワイトを制裁
そんなストーリーであった。

長年レッスキングダム東京ドーム大会でIWGPヘビー級選手権試合を行った来たオカダ・カズチカ
IWGPヘビー級王座を巻いていないオカダ・カズチカが、東京ドーム大会に出場。

レッスルキングダムメインでもないオカダ・カズチカ
レインメーカーと言われたオカダ・カズチカ異例の事態
それでも、ジェイ・ホワイトへ報復する必要があった。
オカダ・カズチカと袂を分けた外道も当然ジェイ・ホワイト側で登場。
外道はジェイ・ホワイトが勝利する確信があった。
外道はオカダ・カズチカをかく乱する。

フィクサー外道
画像出典元
NJPW

オカダ・カズチカも臨戦態勢でジェイ・ホワイトと外道を迎え撃つ。

柵攻撃、串刺しフロントハイキック。すると、外道が背後からエルボーを浴びせるが、オカダはトーキックで報復。そして、外道を鉄柵の外へ投げ捨て、ジェイもろともフライングボディアタックで押し倒す。

最後は、レインメーカーとブレードランナーの仕掛けあい、読みあいが始まる。
オカダ・カズチカがレインメーカーを狙うこれでハッピーエンドとなる東京ドーム大会が、ジェイ・ホワイトがカウンターでブレードランナー、オカダ・カズチカは3カウントを奪われまさかの敗戦。

思惑以上の素材を外道は発掘した。

ジェイ・ホワイトがオカダ・カズチカに勝利
画像出典元
NJPW

ジェイ・ホワイトが外道と躍進

2019年2月11日ジェイ・ホワイトは、棚橋弘至からIWGPヘビー級王座奪いIWGPヘビー級初戴冠。
1992年生まれのジェイ・ホワイトが若くして、IWGPヘビー級王者になった。
同期はまだヤングライオンで戦う選手も。

新日本プロレスを去った、ケニー・オメガに変わり、新日本プロレス外国人エースに君臨
オカダ・カズチカ、内藤哲也、飯伏幸太、ジェイ・ホワイトはの時代が到来を予感させる出来事
外道がオカダ・カズチカから離れジェイ・ホワイトを新日本プロレストップレスラーに押し上げる。
外道の経験が、ジェイ・ホワイトへ乗り移りジェイ・ホワイトは一躍新日本プロレストップ戦線へと導かれる。
ジェイ・ホワイトも外道と水を得た魚の様に飛躍していく。

急激な展開を外道はプロデュースして見せた。
ジェイ・ホワイトの素質を見抜いた外道
外道の思う以上の素材であったジェイ・ホワイト
2人の運命を変えたフィクサー外道

オカダ・カズチカは言う、ジェイ・ホワイトもいずれ外道から捨てられると
それだけ外道は、プロレスをシビアにビジネスとして見ている。
矢野通は、外道は頭がいい、プロレス界の生き方を熟知しているとまでいった。

2021年現在もジェイ・ホワイトと外道は新日本プロレスを圧倒している。
ジェイ・ホワイト、新日本プロレス退団の噂は真実か?WWE移籍の可能性も。

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