2冠提唱者内藤哲也は失速

IWGPヘビー級&インターコンチネンタルの統一を宣言した内藤哲也
NEW JAPAN CUPで優勝を狙いインタコンチネンタルを保持したままIWGPヘビー級へ挑戦
を目論んだが、優勝には届かず。

G1クライマックスで優勝は目指すも、飯伏幸太に優勝をさらわれた。
インタコンチネンタルのベルトを保持する内藤哲也。G1クライマックス覇者飯伏幸太が乗っかった。

飯伏幸太がレッスルキングダムでオカダ・カズチカへ挑戦。
IWGPヘビー級奪取、翌日IWGPヘビー級王者飯伏幸太VSインタコンチネンタル王者内藤哲也の実現も可能となった。
だが、内藤哲也は早々と、ジェイ・ホワイトからインターコンチネンタルのベルトを奪われた。
絵に描いたもち、失速となった。

SANADA、EVILオカダ・カズチカ世代台頭

ここ数年は。オカダ・カズチカ、棚橋弘至、内藤哲也を中心と動く東京ドーム大会が変わって来た。
いつもの、新日本プロレスとは違った動きを見せる。
G1クライマックス後の戦い。
飯伏幸太がKENTA相手に、東京ドーム大会メインの権利証防衛。

EVILが次の防衛相手に指名された。
そのEVILの躍進が目覚ましい。
前哨戦の対決で飯伏幸太から2回連続ピンフォール勝ちを収める。

EVIL
画像出典元
NJPW
EVILで飯伏幸太を撃破

前哨戦。

飯伏はボマイェの体制。EVILがカウンターラリアットで迎撃。そして、ダークネスフォールズで叩きつける。
次にEVILはEVILの体勢に入る。飯伏が脱出してカウンターハイキックを食らわせる。そして、カミゴェを繰り出すが、EVILが回避し、直後にSANADAが低空ドロップキックを浴びせる。
すると、オカダが低空ドロップキックでSANADAを蹴散らし、飯伏と共にダブルドロップキックを狙う。ところが、EVILがロープを掴んで身を守り、飯伏にラリアットをお見舞い。そして、EVILでオカダをKOする。
その直後、飯伏がEVILにボマイェを食らわせるが、次のカミゴェをSANADAが妨害し、TKOでアシスト。ここでEVILが今度こそEVILを炸裂させ、飯伏を撃沈した。

相棒SANADAも、G1クライマックスでオカダ・カズチカから勝利。
東京ドーム大会を待たず、IWGPヘビー級王座へ挑戦を勝ち取った。

2冠ブームが渦巻く中SANADAは2冠必要?とIWGPヘビー級王座への一途な思いが。オカダ・カズチカと同じ考えである。

SANADAは「ピンとこないですね。2冠いる?って思います。もしそれを誰かが達成したら、今度は3冠と言い出す人が出てくるんじゃないですか? 俺は一つのものを大事にしたい派なんで」。

東京ドーム大会。レッスルキングダムの主役がオカダ・カズチカ世代に変わろうとしている。
オカダ・カズチカとSANADAはお互いをライバルと認める。

そこへEVILも加わる。
2020年レッスルキングダムは大きな変革が訪れるかもしれない。

棚橋弘至と内藤哲也は失速。
東京ドーム大会のメインは誰になるのか?