内藤哲也、ザック・セイバーJrから連敗脱出

G1クライマックスが終わって2連覇を逃した内藤哲也 G1クライマックス予選で敗退。最大のポイントはザック・セイバーJr戦での敗戦であった。
ザック・セイバーJrに敗れた内藤哲也は、G1クライマックスBブロックの1位決定戦をケニー・オメガVS飯伏幸太に奪われることになる。




春のジャパンカップでもザック・セイバーJrに敗れた内藤哲也
2017年はザック・セイバーJrにしてやられた感は否めない。
内藤哲也は、まずザック・セイバーJrに対戦を丁重に申し入れた。

2連敗してる身だからね。
ザック・セイバーJrの要求、今度内藤に勝ったら、レッスルキングダムでの勝者
ケニー・オメガVS棚橋弘至の勝者に挑戦を引き換えにと。

内藤哲也は、もし今度負けたらザック・セイバーJrを全面支援すると不敵にその要求を後押しした。
春のNEW JAPAN CUPでギブアップ
G1クライマックスでデスティーノを切り返され、ザック・ドライバーでピンフォール負けをした内藤哲也。
リベンジの3戦目スペシャルシングルマッチにこぎつけた。

制御不能なカリスマ ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也

内藤哲也VSザック・セイバーJr
画像出典元 新日本プロレス
新日本プロレススペシャルシングルマッチ

ザックはエルボーを連発し、さらに強烈なサッカーボールキックを決めるも、フォールは内藤が返す。ザックは気合を入れるとザックドライバーの体勢に入るが、内藤は脱出。すぐにザックは卍固めを狙うも、内藤は切り抜けて延髄斬り。だが、その蹴り足をつかんだザックはバックに回る。しかし、内藤が切り返してジャーマン。
ここから内藤はランニング式のデスティーノを炸裂。そして正調のデスティーノを狙うが、ザックは丸め込もうとする。しかし、これは内藤が押しつぶしてフォールへ。だが、ザックは切り返してヨーロピアンクラッチ。内藤はカウント3寸前でキックアウト。
一進一退の攻防の中、内藤は延髄斬りをヒット。そしてデスティーノにいくが、ザックは着地してザックドライバーの体勢へ。内藤も負けじと切り返し、ブレーンバスターのように抱え上げて垂直に落としザックの動きを止める。最後はデスティーノを決めて、ついに3カウントを奪取。

必殺技デスティーノでピンフォール勝ちを奪った内藤哲也は、ザック・セイバーJrに感謝を示した。
ザック・セイバーJrにとっては何のメリットもない試合だったのかもしれない。
内藤哲也と戦う事で自分の地位を上げる事も出来る
それが今の内藤哲也の実力と人気という事であろう。

内藤「ザック、やっとリベンジできたッスね。まあ、正確には、俺、去年の『G1(CLIMAX)』で勝ってるからね。去年の『G1』で勝って、今年の『NEW JAPAN CUP』で負け、今年の『G1』で負け、まあ(通算では)1勝2敗で、今日勝ったから2勝2敗なんだけどさ。でも、彼には感謝してるよ。彼にとって、もしかしたらメリットの少ない、もしかしたらないかもしれない、俺とのリマッチを快く受けてくれたんで。彼には素直に『ありがとう』と言いたいね。グラシアス・アミーゴ…アミーゴかな!? わかんないけど。今回、借りを作ってしまったから。彼がもう1度やるんなら、彼が彼の言葉で、ちゃんとアピールすればいいんじゃない? 俺は彼とのシングルマッチ、いつでもウェルカムだよ。いや、ウェルカムって、スペイン語でなんだっけ!? 英語わかんないのに出て来ちゃった(苦笑)。ではでは、やっぱり今日のメインイベント、気になるんでね。そろそろ控室に帰って、(※片目を広げ)この目で、EVILのシングルマッチ、大阪府立体育会館をダークネスに染めるその瞬間を、しっかり見届けますよ。というわけで皆様、またお会いしましょう。アディオス!」



EVILのインターコンチネンタル戦

一本メインイベントに登場したロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのEVIL
内藤哲也とインターコンチネンタル戦で、IWGPヘビー級インターコンチネンタルのベルトを奪った
クリス・ジェリコ、試合後も暴挙を内藤哲也に働く、クリス・ジェリコにEVILが内藤哲也を救出の場面があった。

EVILは、クリス・ジェリコに挑戦を要求するも、クリス・ジェリコはベルトを持って、アメリカへ帰国した。
防衛期限が迫った10月クリス・ジェリコは、なんとEVIL VS ザック・セイバーJrの試合前に
EVILをKOして試合をぶち壊した。

クリス・ジェリコ、試合に乱入
画像出典元 新日本プロレス
東スポWEB

新日本プロレスの両国国技館大会(8日)で、IWGPインターコンチネンタル(IC)王者クリス・ジェリコ(47)が“キング・オブ・ダークネス”EVILを襲撃。ザック・セイバーJr.とのシングル戦をノーコンテストにした。 白仮面に黒マントの一団によるみこしに担がれて登場したEVILは、ゆっくりとザックの待つリングへ。その瞬間、白仮面に紛れていたジェリコがEVILに襲いかかった。チェーンでの首絞め、ラリアート、コードブレイカー、最後はベルトで殴打してKO。試合を開始前に破壊すると、意気揚々と引き揚げた。 両者の遺恨勃発は6月の大阪大会。IC王座奪取後、内藤に暴行するジェリコをEVILが制止し、一触即発のムードが高まった。その後、G1を挟んで休戦状態だったが、EVILは挑発発言を続けており、それに呼応した格好だ。

遺恨が深まった、クリス・ジェリコとEVILは、試合をぶち壊されたリベンジに挑む事になった。
EVILはクリス・ジェリコにギブアップ負けを喫してしまう。

クリス・ジェリコ
画像出典元 新日本プロレス

キング・オブ・ダークネスの挑戦を迎え撃ったY2Jは、場外テーブル上へのチョークスラムを浴びるなど猛攻にさらされた。ウォール・オブ・ジェリコ、カウンターのコードブレイカーで反撃を試みるも、EVIL(変型大外狩り)でマットに叩きつけられてしまう。 だが、これは挑戦者の利き手、利き足ではない左で放った一撃だったため威力が落ちたのか、ジェリコはカウント2・9で九死に一生を得る。EVILが狙ったダークネス・フォールズをフランケンシュタイナーで切り返すと、起死回生のウォール・オブ・ジェリコで捕獲。逆転のギブアップ勝利を収めてみせた。

内藤哲也がクリス・ジェリコを襲撃
画像出典元 新日本プロレス
東スポWEB

試合後、ザック・セイバーJrがクリス・ジェリコを襲撃
クリス・ジェリコに対戦要求をした。
対戦ろなれば、レッスルキングダムin東京ドームの試合が濃厚
クリス・ジェリコ VS 内藤哲也は実現するのか?
クリス・ジェリコは絶対に受けないと宣言。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン内藤哲也の思惑通り進むか注目である。
インターコンチネンタルのベルトを不要とする内藤哲也
クリス・ジェリコにリベンジ戦を挑む。