ベスト・オブ・スーパー・ジュニア.25〜優勝決定戦
まれにみる激戦になった
新日本プロレスBEST OF THE SUPER Jr
優勝決定戦では、Bブロック1位の“TICKING TIME BOMB”高橋ヒロムが、Aブロック1位の“NEW BONE SOLDIER”石森太二を破り初優勝となった。

ヤングライオンでBEST OF THE SUPER Jrに参戦し
1勝・全敗と海外遠征に行った高橋ヒロム。
凱旋帰国後“TIME BOMB”としてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの一員となる
当時のIWGPジュニアヘビー級のKUSHIDAにダメ出し
今のジュニアヘビーは面白くないと
いきなり挑戦し、IWGPジュニアヘビー王者を獲得
インパクトを残した。
6回の防衛をしたが
再度KUSHIDAに奪還され、現王者
ウィル・オスプレイに勝てずにいた。
獣神サンダーライガーが卒業したBEST OF THE SUPER Jr
この新時代の顔を決める
BEST OF THE SUPER Jrで優勝する事が
ヒロムの夢への1歩であった。
今年のBOSJでは、初戦の5.19後楽園でマーティー・スカルに勝利すると、因縁の深いエル・デスペラード、ドラゴン・リーの2人には敗れたものの、最終戦の6.3後楽園では前年度覇者のKUSHIDAに、必殺技のDで勝利。5勝2敗でBブロック単独首位となり、初の決勝進出を決めた。
一方、メキシコ闘龍門出身の石森は、今年3月にプロレスリング・ノアを退団後、「富と名声を得るため」BULLET CLUB入り。5.4福岡大会に“NEW BONE SOLDIER”として乱入した。BOSJ初戦となった5.18東京・後楽園ホール大会では、現IWGPジュニア王者のオスプレイを撃破。リーグ戦ではROHのハイフライヤー、フリップ・ゴードンとノア時代の先輩であった金丸義信には敗れたものの、ベテランのタイガーマスクや元パートナーのACHなどから白星を獲得し、5勝2敗でリーグ戦を突破した。
決勝では、30分を超す激闘で石森倒し優勝した
優勝後オスプレイをリングに招き
IWGPジュニアヘビーの挑戦を受託させた。
世界最高のジュニアヘビー同士対戦しようと
大阪決戦が決まった。

高橋ヒロムの夢
高橋ヒロムの夢に描く
ジュニアヘビーの世界
それは、獣神サンダーライガーの作ったヘビー級と同等に戦える
ジュニアヘビー戦士である
獣神サンダーライガーは、ジュニアヘビーチャンピオンとして
IWGPヘビー級選手権に登場している
高橋ヒロムにとってジュニアヘビーの枠を超えて
ジュニアヘビーチャンピオンのまま
ヘビー級のベルトを巻く
これが、高橋ヒロムの夢である

ジュニアヘビーのベルトを巻いて
ジュニアヘビーチャンピオンのまま
ゴールデンタイムで放送され
ヘビー級のベルトを巻く
その象徴が獣神サンダーライガーである
放送席で見ていたライガーに
にライガーさん見たか
これが俺たちの、ベスト・オブ・スーパー・ジュニアだと!!
ライガーも賛辞の拍手を送った。
イニシャルK
高橋ヒロムが語るイニシャルKとは?
試合終了後謎のメッセージを語る
イニシャルK
獣神サンダー・ライガーに代わるシンボルに自分がなると宣言。「2019年の高橋ヒロム」に対し、「2018年のスーパージュニアは史上最高に盛り上がったぞ。19年のヒロム、このオレを超えてみろ」と呼びかけると、さらに「最後にひとつだけ。この会場であなたが見てくれたことを知ってるぞ。イニシャルK」と謎のメッセージを残した。
獣神サンダーライガーを目標に夢を語る
高橋ヒロム
獣神サンダーライガー世代では数多くの
ジュニアヘビー戦士が誕生し
世代抗争を展開した。
新日本プロレス内外から打倒獣神サンダーライガー
ベスト・オブ・スーパー・ジュニアで優勝を目標に
数多くの戦士が参戦した。
トップオブ・スーパー・ジュニアからベスト・オブ・スーパー・ジュニアに名称が変更
獣神サンダーライガーが第1回優勝
ワイルドペガサス
ブラック・タイガー
金本浩二
エル・サムライ
ケンドーカシン
この5回大会の中で、3度の決勝進出してるのは金本浩二である。
最多出場は、獣神サンダーライガーとなるが
最多優勝は金本浩二
最多決勝も金本浩二となる
高橋ヒロムが言っているイニシャルKとは
金本浩二の事となる
高橋ヒロムの新日本プロレスのベスト・オブ・スーパー・ジュニア
は獣神サンダーライガーと金本浩二である
この2人が作った新日本プロレスのベスト・オブ・スーパー・ジュニア
ジュニアヘビーの世界が高橋ヒロムの目指すジュニアヘビー戦士である。

今大会は誰にも譲れなかった。長年、新日ジュニアをけん引したライガーが昨年大会限りで卒業したことで「新しいBOSJの幕開けじゃないですか。誰がジュニアの象徴になるのか。その第1回として、俺が優勝してジュニアを引っ張っていく」という決意を胸に臨んだ。 もう1人、憧れ続けた存在が金本浩二(51)だ。ファン時代の2008年、会場で初観戦したBOSJ決勝戦が金本と井上亘の試合だった。バルコニー席で声をからし「カネモト」コールを巻き起こした少年は翌年、新日に入門。11年6月には大阪で金本とシングル戦を行った。「たったの3分でボコボコにされたけど、金本さんが『お前が出れば俺の好きなBOSJが復活する。その時まで俺が続けていればいいけどな』とコメントしていて。それを見たとき(気持ちが)伝わったと思いました。俺にとって新日本ジュニアはライガーさんと金本さんだったので」
アントニオ猪木の作った闘魂伝承
ヘビー級戦士だけではなく
ジュニアヘビー戦士にも脈絡受け繋がれている
金本浩二では今も現役で高橋ヒロムの成長をどこかで見ているかもしれない
そして、高橋ヒロムVS金本浩二が実現するかもしれない
獣神サンダーライガーが新日本プロレスのジュニアヘビー象徴
金本浩二のファイトスタイルは荒々しい喧嘩ファイトだが強さは半端なく
外敵来た時の金本浩二の強さは新日本プロレスの強さの証明でもあった。
金本浩二は、3代目タイガーマスクとなった事を考えれば
心技体も完璧な選手である。
ジュニアヘビー戦士としてG1クライマックスにも出場
高橋ヒロムが目指す、ジュニアヘビーを超えた戦いを実現してきた選手である。