TPGからデビューしたビッグバン・ベイダー

新日本の歴史にある、武道館暴動事件

その渦中の人は、後の皇帝戦士ビッグバン・ベイダーであった。

長州力VSアントニオ猪木のIWGPヘビー級選手権の試合に割り込み

アントニオ猪木VSビッグバン・ベイダーの試合を強行した、たけし軍団

 

経緯はこうである。

お笑い番組の企画とも言われた。

TPGのプロレス団体、マサ・斉藤もTPGと絡み

邪道・外道・スペル・デルフィンも練習生にいた。

TPGがアントニオ猪木に挑戦状を送り、急遽武道館決戦に参戦したTPG

アントニオ猪木の刺客がはヨーロッパで活躍していたビッグバン・ベイダーであった。

 

新日本プロレスは、長州力・藤波辰巳の時代に突入していた。

しかしアントニオ猪木は長州力にフォール負けなどしても

世代交代は難しい状況であった。

アントニオ猪木はマサ・斉藤と巌流島決戦などを行い、アントニオ猪木建材をアピール

 

実力以外でも、アントニオ猪木の力は大きく長州力が何度アントニオ猪木に勝とうが

世代交代などありえないと思わせる事が多かった。

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武道館で組まれた試合は

藤波辰巳・木村健吾VSマサ・斉藤・ビッグバン・ベイダー

IWGPヘビー級選手権

長州力VSアントニオ猪木

しかし、試合のリングにマサ・斉藤・ビッグバン・ベイダー

と共に、ビートたけし、ガダルカナル・タカもリングに上がり

アントニオ猪木の逃げる姿を見に来たのか?あんたら猪木を卑怯者にしていいのか?やらせろーっ!やらせてくださーい!やらせてくれー!

とアピール

アントニオ猪木はその呼びかけを、事もあろうに受けてしまう。

急遽、試合は藤波辰巳・木村健吾VS長州力・マサ・斉藤に変更となった。

 

納得いかないファンは、試合中暴動を起こした。

やめろの合唱、物がリングに投げ込まれ暴動寸前となった。

タッグマッチ終了後、長州力はファンに試合交代は納得が行かないとアピール

 

急遽、アントニオ猪木VS長州力が行われた。

結果は、レフリーストップでアントニオ猪木が勝利。

その試合後、アントニオ猪木VSビッグバン・ベイダーが始まる

なんとも、不可解な展開、長州力戦のダメージが抜けていない

アントニオ猪木は、ベイダーに数分でフォール負けとなった。

 

純粋に、プロレスを楽しみに来たファンの怒りはMAXになり

暴動が起きた。

新日本プロレス混迷期におきた新日本プロレスの茶番であった。

新日本プロレスに暴動を起こさせた、TPGはテレビの企画であったように

消滅した。

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皇帝戦士ビッグバン・ベイダー

皇帝戦士・ビッグバン・ベイダー
画像出典元 デイリースポーツ

しかし、このビッグバン・ベイダー

日本に来日したレスラーでも最強・外国人の仲間入りを果たす。

スタン・ハンセンやハルク・ホーガン、ブルーザー・ブロディ並みの

いや、勝るとも劣らない活躍をする事になる。

 

TPGとして参加したビッグバン・ベイダー

TPG消滅後も、新日本プロレスに参戦

ビガロとIWGPタッグを獲得

藤波辰爾を破りIWGPヘビー級王座獲得

 

UWFインター移籍

時代はUWFブーム到来

前田日明が新日本プロレスを追放され

第二次UWFを設立していた。

前田日明新日本プロレス追放

 

プロレス界を震撼させたUWF

キック、関節、投げを主体とした格闘技

エンターテインメントの要素を剥ぎ取り、進化したプロレスと評されていた時代

 

第一次UWFに参加した、高田伸彦も大きく成長していた。

UWFには時代を背負うレスラーが数多くいた。

前田日明、高田伸彦、山崎一夫

船木誠勝、鈴木みのる

田村潔司・垣原賢人

藤原喜明

高山善廣

しかし、第二次UWFも崩壊となり3派に分裂する。

 

前田日明のリングス

高田伸彦のUWFインター

藤原喜明、船木誠勝、鈴木みのるの藤原組「パンクラス」

 

ビッグバン・ベイダーが、このUWF系の団体に参加するとは予想すら出来てなかった。

ベイダーがUWFインターに移籍の情報が飛び交った。

 

しかし、U系のスタイルで戦うベイダーを予想する事は難しく

融合する事が出来るのか疑問が残った。

しかし、ベイダーは高田伸彦とU系のスタイルで見事に戦った。

高田伸彦VSビッグバン・ベイダー
画像出典元 UWFインター

ビッグバン・ベイダーは、UWFインター参加時はビッグバン・ベイダーから

スーパー・ベイダーに改名している。

 

高田伸彦の蹴り技、ベイダーの全体重を乗せる投げ技は迫力のある戦いであった。

ベイダーは高田伸彦に勝利しプロレスリング世界ヘビー級チャンピオンとなる。

 

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全日本プロレスに移籍

田上明との死闘を制し3冠ヘビー王者となった。ベイダー

田上明に勝利3冠ヘビー王者となった。

チャンピオン・カーニバルにも優勝し全日本プロレスを制圧していた。

ビッグバン・ベイダー
画像出典元 全日本プロレス

 

背水の陣で挑んだ三沢光晴

三沢光晴との死闘は圧巻で、全日本プロレスファンを魅了した。

三沢のトップロープからのブレンバスター

トップロープからのDDTでも3カウントは奪えなかった

ビッグバン・ベイダー

三沢光晴のエルボーに沈んだ、ビッグバン・ベイダーだが

全日本プロレスファンもビッグバン・ベイダーを認めた試合であった。

 

東京ドームで三沢光晴に敗れた、ビッグバン・ベイダーであったが

半年後には、三沢光晴に勝利している。

 

巨漢であるにも関わらず、動きも軽快、パワー・スタミナも一流レスラーであった。

ベイダーの実力を疑う、プロレスファンもいなくなり

 

皇帝戦士・ビッグバン・ベイダーと呼ばれた。

三沢光晴VSビッグバン・ベイダー
画像出典元 全日本プロレス

 

 

その後、三沢光晴のプロレスリング・ノアに参戦

ハッスルなど数多くの日本の団体に参戦し、数多くのタイトルを獲得した

皇帝戦士・ビッグバン・ベイダー

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皇帝戦士・ビッグバン・ベイダー

皇帝戦士・ビッグバン・ベイダーが死去

 

皇帝戦士”のニックネームで活躍したプロレスラー、ビッグバン・ベイダーさん(本名レオン・ホワイト)が19日(現地時間18日)、出身地の米国で死去したと現地の複数のメディアが報じた。63歳。報道によると、ベイダーさんは16年にうっ血性心不全で余命2年と宣告され、今年に入って2度の心臓手術を受けたが、1月ほど前に重度の肺炎を患い闘病生活を続けていたという。

 

ビッグバン・ベイダー

193センチ、170キロの巨体を誇った

日本プロレス界を圧巻皇帝戦士・ビッグバン・ベイダー




IWGPヘビー級王座を4度争った藤波は「心に穴があいたような気持ち。ありがとう、ご苦労様とかそんな言葉では締めくくれない…」と沈痛な表情を浮かべた。ベイダーさんが93年にUWFインターナショナルに移籍する前、藤波の自宅ファクスに本人から大量のメッセージが送りつけられたことがあった。 藤波が自宅に招くと、ベイダーさんは現状への葛藤や不満を吐き出すとともに「オレは新日本に骨をうずめるつもりだ」と新日プロへの愛を語ったという。藤波のWWE殿堂入り(15年)の際には「直接おめでとうと言いたくて来たんだ」と自宅から会場に駆け付けるほど、強い絆で結ばれていた。

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