ベルトが乱立する新日本プロレス

内藤哲也画像
画像出典元 日刊スポーツ

新日本プロレスにはシングルベルトだけでIWGPヘビー級、IWGPインターコンチネンタル王座

NEVER無差別級、IWGP・USヘビー級のベルトが存在する。

内藤哲也は、G1クライマックにも言及する

チャンピオンと言う名の元に出場したメンバーは、IWGPヘビー級王座のケニー・オメガ

IWGPヘビーUS王者のジュース・ロビンソン

NEVER無差別級王座の後藤洋央紀である。

しかし、G1クライマックの結果は散々でケニー・オメガを除くチャンピオンは、3勝6敗と言ったチャンピオンにはふさわしくない結果となった。

内藤哲也は、G1クライマック出場メンバーにも査定が必要と言う

出場メンバーの絞り込みを訴えた、IWGPインターコンチネンタルベルトには興味がないと言いチャンピオン時代ベルトを放り投げた。

内藤哲也のパフォーマンスかと思いきや、それには内藤哲也の真情があったという事になる。

チャンピオンはIWGPヘビー級だけで後のベルトは不要

内藤哲也の言うチャンピオンは最上級ではならない、人気も実力も

試合内容もという事だ、ファンが望む戦いそれが全て

チャンピオンが乱立してはベルトの価値が希薄化する。

 

IWGPヘビー級王座以外廃止だ!!





事実、アントニオ猪木が目指したIWGPヘビー級王座のベルトは乱立するプロレス界

最強王者の証のベルトを作る構想でもあった。

「G1の流れを経て下半期が始まるわけで。今、俺の頭に顔が浮かぶのは公式戦で負けてしまった飯伏(幸太)、ケニー(オメガ)、ザック(セイバーJr.)ですよ。鈴木みのるとの試合には俺にメリットもないし、疑問しかない。鈴木軍とやるんならよっぽどザックとやりたいね」 そして最も問題視しているのが、NEVER戦を押しのけて内藤―みのる戦がメインとなったことだ。自身を「ベルトを超越した存在」と主張してきた内藤は「この試合順を見ると、いよいよ新日本も俺の言っていることを認めてしまったのかな。ただこうなると、今後はもうみんな『ベルトに挑戦するより、内藤に絡むほうがおいしくない?』となりますよね。ならもうIWGP以外のベルトはいらなくない?」と過激に言い放った。 シングル王座の乱立によりベルトの価値が希薄化し、トップ選手のノンタイトル戦が注目を集めるのは本末転倒。G1のBブロックでもNEVER王者の後藤、US王者ジュース・ロビンソンが揃って低空飛行に終わった。「王者2人が3勝6敗で最下位タイだよ? 実力もないのに王者になってしまった彼らを解放してあげるのも、優しさなんじゃないかな」

 

内藤哲也が、NEVER無差別戦の後に試合を行う

内藤哲也の存在感がNEVER無差別王座戦より上という事になる

厳しい見方をすれば、IWGPヘビー級王座に届かなかった中堅レスラーが若手を押しのけてそのベルトを獲得している事になる。

いま中堅レスラーのためのベルトとなっているのかもしれない。




WWEで考えるベルトの価値

WWEでは、NXTで若手が凌ぎを削りそこで結果を出した者たちが

1軍のRAWとSmack Down Liveのスーパースターとなる。

中邑真輔はSmack Down

アスカはRAWからSmackDownへとそれぞれ昇格している。

紫雷イオやカイリ・セインはNXT所属となる現在NXTチャンピオンのカイリ・セインは活躍次第では昇格する事になるだろう。

日本でスーパースターだった紫雷イオもWWEでは新人扱いという事だ。

WWEあすか
画像出典元
WWEアスカ出典元

中邑真輔やアスカ、カイリ・セイン、紫雷イオなどはNXTからのスタートであった。

RAWにはユニバーサルチャンピオン

Smack Down LiveにはWWE世界チャンピオンがいる

全く違うストーリーで展開するこの2つの世界チャンピオン

 

このチャンピオン同士が絡み合う事はないが数多くのファンを獲得するためには

ベルトに権威を与えファンを獲得する事が必要になってくるやもしれない。

WWEはこのチャンピオンに絡まないスーパースター達に

WWEインターコンチネンタル王座やWWE・ユナイテッドステイツ王座をモチベーションにストーリーを考える。

新日本プロレスでいえばIWGPヘビー級インターコンチネンタル王座

IWGPヘビー級US王座当為事になる。

WWEではRAWやSmack Down Liveをそのスーパースター達が移動するたび管轄が変わる、現在ユナイテッド王者には中邑真輔が君臨している。

新日本プロレスはこの複数のチャンピオンがなんのストーリー性もなく戦う事に疑問を感じるファンも多い。
IWGPヘビー級の権威ある戦いとは

IWGPヘビー級US王座のジュース・ロビンソンのG1クライマックの3勝は内藤哲也の言うように不要論を巻き起こす結果となる。

新日本プロレスが世界戦略を進めるなら。

IWGPヘビー級王座の権威は必要であろう。

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