オカダカズチカVSケニー・オメガ無制限3本勝負
IWGPヘビー級選手権、史上初となる時間無制限3本勝負は
ケニーオメガが60分越えの死闘を制し、IWGPヘビー級王者となった
オカダ・カズチカは長時間で試合をするのは望ましくないと
まず、1本目をどちらが取るかで、勝敗の優劣は変わると予想
作戦通り、一本目を28分47秒でレインメーカーからの丸め込みオカダ・カズチカが
先取試合を優位に進める展開
1本目を取られたケニーオメガは、大技ラッシュで片翼の天使で二本目を取り返す
いよいよ、勝負の3本目となる。
迎えた3本目の序盤でレインメーカーを浴びてしまい、起死回生を狙って繰り出した飯伏の必殺技・フェニックススプラッシュもかわされた。しかし、オカダも激闘のダメージから、その後のレインメーカーに力が入らない。最後はケニーがVトリガーから片翼の天使を決め、3本合計で実に64分50秒の大激闘に終止符を打つとともに、2年間に及んだオカダ政権を打倒した。

新日本プロレスリーダーシップチャンピオン
内藤哲也からIWGPヘビー級を取り戻し
2年続いたオカダ・カズチカの政権
もう、オカダ・カズチカのに勝てる新日本プロレスのレスラーいないのでは?
そう思わせる強さを身に着けた、オカダ・カズチカ
しかし、そも強さゆえアンチオカダ・カズチカが増える矛盾もあった。
内藤哲也の人気にジレンマを起こす場面も・・・見受けられた
オカダ・カズチカ
プロレスには、活性化も必要で、チャンピオンが変わるのは
プロレス団体の人気上昇につながるのは事実である。
全日本プロレス四天王時代、三沢光晴が絶対王者ではなく
四天王と呼ばれた、三沢光晴、川田利明、田上明、小橋建太を含め
スタン・ハンセンなどの外国人も含め全日本プロレスの至宝、3冠王者を争い
めまぐるしく、チャンピオンが変わった。
ファンは、それぞれの支持するレスラーを応援しその試合内容に心酔した。
オカダ・カズチカは、IWGPヘビー級防衛記録を樹立
激闘を繰り返し、進化していった
しかし、ライバル不在は否めない状況であった。
今回の敗戦は、さらなるオカダ・カズチカの進化の序章であるのは間違いない。
新日本プロレスのリーダーチャンピオンになったケニーオメガ
10年目の節目でIWGPヘビー級チャンピオンを獲得したケニーオメガ
日本に来日、飯伏幸太との出会い
バレットクラブに参加、バレットクラブリーダーに就任
IWGPヘビーUS王者初代チャンピオン
バレット・クラブ内紛
飯伏幸太との再コンビ結成でゴールデンラヴァーズの復活
オカダ・カズチカとの激闘の他に話題を振りまいてきたケニーオメガ
ケニーオメガの今後の展開は・・・
全てを異国のプロレスにささげ、そしてついに頂点にたどりついた。試合後のリングではマット・ジャクソン、ニック・ジャクソンの「ヤングバックス」も祝福にかけつけ大団円。ケニーは「この10年、いろいろなことを達成してきた。最後の目標がIWGPヘビーのベルト。これを取ったら、日本を離れるかもしれないとまで思ってましたけど…ですけど、今日の大会、さっきの試合でプロレスの未来を、進化を見ていました。だから、新日本のリーダー、チャンピオンとして次のステップ、前に進みたいと思います」とマイクアピールした。流ちょうな日本語も、異国で重ねてきた努力の結晶の一つだ。 かけがえのない仲間である飯伏とヤングバックスに囲まれ、最高の瞬間を迎えた。「自分は一人ではない。チームで取ったベルトだと思っている」。プロレスの女神はこの日、カナダから来たストイックで仲間思いな男にほほ笑んだ。
ケニーオメガ進化
ケニーオメガが、IWGPヘビー級チャンピオンとなり
俄然注目を浴びる事になる
あの絶対王者であるオカダ・カズチカを撃破したケニーオメガ
世界ナンバー1の団体WWEから、再オファーなど考えられる
アントニオ猪木がIWGP構想をぶち上げた時、新日本プロレスには
新日本プロレスとアントニオ猪木を心酔する外国レスラーがいた。
レスリングタイツに1番と文字を書いた
ハルク・ホーガンである
ハルク・ホーガンはアントニオ猪木との対戦で実績を積み
アメリカに戻りスーパースターとなった。
ケニーオメガもIWGPヘビー級チャンピオンとなり次のステップに入るのか?
いつアメリカでスーパースターとなるやもしれない。
ケニーオメガの今の実力なら、WWEに参戦しても
スーパースターとなるのは間違いはない
今後の、オカダ・カズチカの再起
ケニーオメガの動向も見逃せない
オカダ・カズチカVSケニー・オメガの激闘は
プロレス史に残る戦いとなった。