棚橋弘至とオカダ・カズチカの握手は壮行試合から
オカダ・カズチカがヤングライオン時代、棚橋弘至は新日本プロレスのエースとして君臨
無期限の海外遠征にオカダ・カズチカが旅立つ壮行試合の相手を務めた棚橋弘至
オカダカヅチカも岡田かずちかまだヤングライオンである。

試合は善戦するも、棚橋弘至のハイフライ・フローで撃沈した岡田かずちかであった。
棚橋弘至も岡田かずちかの検討を称え、握手を交わした。
岡田かずちかがオカダ・カズチカとなり棚橋弘至の前に立つ事などこの頃の棚橋弘至に解るはずもない。

2010年壮行試合を行った、岡田かずちかは、2012年オカダ・カズチカとして髪を染め上げヒールとして、凱旋帰国した。
自らを、レインメーカーと呼び外道と共に棚橋弘至の持つIWGPヘビー級王座挑戦をアピール
逸材の時代お疲れ様と今からレインメーカーが引継ぎます。こう堂々と宣言
IWGPヘビー挑戦を拒否した棚橋弘至だった。
観客から、時期尚早とブーイングを浴び棚橋弘至からIWGPヘビー級王座は遠いぞと罵られた。
オカダ・カズチカは半場強引にIWGPヘビー挑戦を受託させ棚橋弘至の前に立った。
オカダ・カズチカは常識を逸脱し、棚橋弘至から代名詞となるレインメーカーでIWGPヘビー級王座を奪って見せた。
2012年からオカダ・カズチカと棚橋弘至の戦いが始まる、4か月後オカダ・カズチカからIWGPヘビーを奪い返す。
現在WWEヘビー王者のAJスタイルズも加わって、IWGPヘビー選手権は棚橋弘至とオカダ・カズチカ、AJスタイルズの三つ巴に入る。
約3年も続いたこの三つ巴のIWGPヘビー級選手権はめまぐるしく王者が変わった。
中邑真輔とAJスタイルズが新日本プロレスを退団
棚橋弘至はIWGPヘビー級選手権に一区切りをつけオカダ・カズチカ、時代到来かと思わせた
しかし、内藤哲也がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成
IWGPヘビー級ベルトをSANADAの乱入で強奪してみせた。
IWGPヘビーの時代が、棚橋弘至、オカダ・カズチカ、AJスタイルズから内藤哲也やケニー・オメガに変わろうとしていた。
オカダ・カズチカや内藤哲也も逸材棚橋弘至の終焉を宣言した。
棚橋弘至復活オカダ・カズチカとの握手まで
レッスルキングダムでIWGPヘビー級選手権を行ったオカダ・カズチカはG1クライマック覇者
内藤哲也と対戦。
チャンピオンでありながら、人気はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也に独り占めされていた。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、蝶野正洋が新日本プロレスに持ち込んだ
nWoジャパン以来のユニットブームを作っていた。
しかし、オカダ・カズチカは内藤哲也をレインメーカーで撃破し最強王者オカダ・カズチカをファンにアピールした。
棚橋弘至玉砕IWGPヘビー級選手権
IWGPヘビー級選手権連続防衛記録更新の相手にnewJapanCUP準優勝の棚橋弘至が登場し挑戦をアピール。
オカダ・カズチカとのIWGPヘビー級選手権が決まった。
棚橋弘至だったが、最強となった、オカダ・カズチカに玉砕しファンも棚橋弘至時代の終焉を見た。
オカダ・カズチカ最強の証明が誤算になる
オカダ・カズチカは最強を示すためケニー・オメガに時間無制限のIWGPヘビー級選手権を提案
ケニー・オメガも時間無制限3本勝負を提案
オカダ・カズチカもこれに賛同した。
しかし、オカダ・カズチカの誤算はここから始まった。
最強と言われたオカダ・カズチカがケニー・オメガに負けてしまった。
オカダ・カズチカの誤算はここから始まる
ケニー・オメガもに敗戦しIWGPヘビー級のベルトを奪われたオカダ・カズチカ
はG1クライマックスに参戦
初戦で同門CHAOSのジェイ・ホワイトに反則まがいで敗戦してしまう。
続くバットラック・ファレにも敗戦
IWGPヘビー級王者から陥落したオカダ・カズチカはどうなった?
ファンも心配した。
一方の棚橋弘至夏のG1クライマックスでオカダ・カズチカと引き分け、決勝へ
飯伏幸太を破り優勝した。
G1クライマックスは新日本プロレス最強を決めるリーグ戦であり
新日本プロレスのレッスルキングダムの主役になれるステージでもある。
G1クライマックス優勝で復活をした棚橋弘至はファンを納得させるため
棚橋弘至はG1クライマックスで勝ち取ったIWGPヘビー級挑戦の権利書の防衛の相手になんとオカダ・カズチカを指名した。
棚橋弘至は完全復活の為にはオカダ・カズチカを倒し必要があった。
しかし、G1クライマックスで引き分けたとは言え選手権オカダ・カズチカに連敗している棚橋弘至には
リスクしかないとファンは感じた。
しかし、逸材棚橋弘至はオカダ・カズチカをハイフライ・フローでピンフォールし完全復活を認めさせた。
オカダ・カズチカは連続でレッスルキングダムのメインを務めてきたがこの時点で
レッスルキングダムの連続メインイベントの記録が途絶えた。
試合後同門のジェイ・ホワイトが乱入しオカダ・カズチカを襲った。
衝撃は、レインメーカーを作った外道もオカダ・カズチカを裏切りジェイ・ホワイトと結託しバレットクラブに入った。
復活した、棚橋弘至はレッスルキングダムのメインに返り咲きケニー・オメガとイデオロギー闘争開始する。
ケニー・オメガのアスリート・プロレスと棚橋弘至が培ってきた棚橋弘至のプロレスである。
オカダ・カズチカは外道とジェイ・ホワイトの制裁のために動き出すがバレットクラブの試合後オカダ・カズチカを襲う姿をみて、なんと棚橋弘至が救出に動いた。

歴史が動いた!オカダと棚橋の“握手”に場内騒然!
終了後、オカダがジェイに襲い掛かる。それをファレが妨害し、ジェイとタンガがストンピング連射を浴びせる。
その後もジェイ、ファレ、タンガがオカダを痛めつけ、ジェイがブレードランナーの体勢に入る。ところが、そこへ棚橋が登場し、オカダを救出。そして、ファレに低空ドロップキックを食らわせる。
ここで棚橋がオカダへ声をかけ、2人でタマにダブルバックエルボーをお見舞い。場内が騒然とする中、棚橋とオカダはジェイにも合体攻撃を仕掛ける。だが、ジェイは場外へ逃げることに成功。
館内が「棚橋」コールに包まれる中、ジェイは場外からリング上の棚橋&オカダを激しくののしって退場。
すると、棚橋とオカダが向き合い、棚橋が両手の人差し指を立ててから握手の手を差し出す。これで場内が「オカダ」コールに包まれると、オカダも同じように左右の人差し指を立て、そこから棚橋とガッチリ握手。まさかの展開で場内が大歓声に包まれた。
ここで棚橋が赤コーナー側の花道から1人で退場すると、リングに残ったオカダはその後ろ姿を見つめる。そして、遅れて同じ花道を引き揚げた…。
オカダ・カズチカが壮行試合で棚橋弘至と握手を交わし
2012年凱旋帰国し敵対関係を続けた両雄の握手であった。
棚橋弘至は
「自分でもどうなるか分からない。プロレスは裏切りだけじゃないから」
オカダ・カズチカは
握手の意味は、友達。棚橋さんに初めて友達ができたんじゃないかと思います。これでタッグを組むわけじゃない
棚橋弘至とオカダ・カズチカのタッグは実現するのか?
新日本プロレスの図式がまた変化を起こすかもしれない。
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