前田明という個性をもったレスラー

プロレス界において前田日明の存在は大きかった。
もし前田日明がUWFではなくプロレス界でプロレスをしていたなら?
夢の対決が、数多く実現していたかもしれない。
前田日明VSジャンボ鶴田など、UWF崩壊後ジャイアント馬場から全日本プロレス入団を打診されたが
新日本プロレスとの提携を選んだ前田日明の話は有名である。

アントニオ猪木の命令を受けてUWFに行ったと言われる前田日明。
前田日明にもUWFを選ぶ理由はあったのだが、きっかけは新日本プロレスお家騒動。

前田日明
画像出典元新日本プロレス

前田日明が、そのままプロレスを続けていたらと思うと。新日本のクーデターによりアントニオ猪木より命を受け、UWFに移籍した前田日明。
藤波辰爾(辰巳)や長州力がアントニオ猪木に挑むために、世代闘争を始めたころ
その中でも蹴りやスープレックスを放つ前田日明は異彩だが魅力的なレスラーでファンを魅了していた。

多くの人は、前田日明は最強では?と思っていた。
その前田日明が、新日本プロレスのクーデターに巻きこまれUWFへ移籍。
UWFは当初プロレス団体であったが、格闘技路線の団体へと変化していく。
そのUWFはのちの格闘技団体PRIDEなど格闘技ブーム火付け役になる。




新日本プロレスクーデター

当時の新日本プロレスは、視聴率20%を超す人気団体
長州力、タイガー・マスクなどが人気を博していた
タイガー・マスクの試合で始まり。藤波辰爾VS長州力
メインは、アントニオ猪木と黄金カード、そして高橋ヒロムが言うゴールデンタイムでの放送であった。

しかし、アントニオ猪木が、新日本の利益を自分の会社につぎ込んでいると言う噂が。
アントニオ猪木の起こした事業失敗の負債を新日本の利益から補っている、アントニオ猪木の私的流用が表ざたに。

新日本プロレスの中でフロントも交えて、クーデターが起きる、プロレスラーが経営とエースを務めていた悲劇。
結果タイガー・マスク、藤波辰巳(辰爾)、長州力などが反発した。

アントニオ猪木は社長を退任側近の、新間久も謹慎となる
しかし、テレビ局側が猪木が退陣するとテレビ放送打ち切りを宣言。
クーデターは失敗に終わる事になった。

そこで、アントニオ猪木は新たな資金源が必要となりフジテレビと契約するため
新団体、UWFを作る構想。
後でUWFへ行くと言い残し、前田日明などを新団体UWFに送り込んだアントニオ猪木。
事の真相は定かではないが新日本プロレスから不可解な形でUWFへ移籍した前田日明が存在した。

しかし現実は、UWF旗揚げの時に、アントニオ猪木側近新間氏がいた事や、新日本の選手が試合に出場しUWFへ移籍した。
旗揚げ戦には、アントニオ猪木は、当然参加せず、前田日明の師匠藤原喜明と高田伸彦が参加した。
新日本プロレス本隊は、何食わぬ顔で長州力率いる維新軍と抗争を展開していた。
昭和、平成、令和と現役を続ける藤波辰爾、前田日明が語る長州力と前田日明は藤波辰爾の作品だった。
前田日明のUWFとは?疑問だらけであった。しかし前田日明のUWF旗揚げ戦で見た光景は
スパーリングのような関節技を取り合う試合が展開された。
明らかに凡戦しかしこのスタイルの進化がUWF伝説を作っていく事となる。



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